「SONY 8-301J」No.13

当時のキャッチコピーは「いちばん軽い、いちばん小さい」でした。リストア(100%では無いが十分実用レベルに達している)したといえ既に62年経過しているのでいつ壊れてもおかしくない。「難産の虚弱児」と言われていて、元々小さい本体に収納しているため色々と不具合が発生してまともに起動しておらず、よく故障したので返品の方が多かったらしい。当時の価格69,800円(令和4年と比べて4.3倍×69,800円≒300,000円)は世間の評判ほど売れずに、お金持ちかよほどの物好きしか買ってくれなかったらしい。周囲の湿度の急変はトランジスタ機器の一番苦手なことなので注意する。アンテナの線を2分配せずに接続しても画質は変わらず綺麗に映って一安心。起動してくれていることに感謝して記録を撮って行く。

2分配AVケーブルを使用すると画質が落ちるらしいので比較したが違いが分からない。