備忘録

電卓・ニキシー管・ブラウン管等の備忘録

「CASIO fx-3」

2023-04-29 17:29:00 | 備忘録
1975年(48年前)「CASIO MODEL 162-F」の兄弟機。VFD(蛍光表示管) 10桁表示、入力を意識したのか左から入力、電解コンデンサ足が長い方が「+」交換トランジスタの寿命は長いが交換。「東芝2SC1173」は「日立2SC1162」とベース・エミッタの脚位置が逆なので取付は裏向きとなる。
 






 
 
 
 
 

「CASIO MODEL 162-F」

2023-04-29 16:11:00 | 備忘録
探し続けて4年目にして遂に幻の電卓「CASIO  MODEL 162-F」1975年7月(48年前)を収集出来た。しかも本体に保護フィルムが貼ってある使用頻度が少ない物だった。VFD(蛍光表示管)8セグメントで「4」の出っ張りが表示されている。桁位表示の16桁表示、1000年1月1日-2738年1月25日まで計算できる1700年以上の万年カレンダーを搭載。その当時考え得る機能は全て搭載したカシオの意欲作。保護フィルムを剥がしてみたら長年経過のためノリが付着して取れず擦ったら本体がテカってしまったので、経年劣化した保護フィルムは剥がしてはいけないものだった。電解コンデンサ(ステレオ用)を交換したがショートして壊れた。その後3台収集出来てより良い部品を集約して最高の一台に仕上げた。今度は上手く電解コンデンサも交換出来てから2年経過し正常動作している。いつ見ても当時の「CASIO」の意気込みを感じる素晴らしい電卓だ。兄弟機は「CASIO fx-3」。






奥が「CASIO fx-3」

説明書も手に入れることが出来た

当時のカタログ
 
 

「CASIO AS-A」

2023-04-29 15:23:00 | 備忘録

1969年(54年前)の12桁表示のニキシー管電卓、存在感のあるデザインで贅沢な仕上がりとなっている。この2台目の状態は比較的良いのだが、キーの劣化が進んでいたので交換したが「C」が無いため「・」で代用したら残念だが何故か全てのキーの受付が出来なくなってしまった。電解コンデンサも交換済みで本体の状態は比較的良くてワックスを掛けたら深みが出て見栄えが良くなったので観賞用(CASIOのニキシー管の書体は理想的な形をして拘りを感じる)としている。電源コードも純正品付きでカバーはほぼ未使用品。ここまで状態が良いのはなかなか出てこない。桁表示はスライド式。

 







 
 
 
 
 
 

「HITCHI ELCA 46R」

2023-04-29 11:32:00 | 備忘録

1971年7月(52年前)非常に珍しく市場にほとんど出てこない「ELCA」シリーズ最高峰の16桁表示のニキシー管電卓。状態は悪く内部に埃と錆が発生していて押せないキーも有ったのでリードスイッチを交換したが未だ数個挙動がおかしい(幾つも交換している)相当ほったらかしとなっていていたので清掃してワックスを掛けたら見違えるように蘇った。桁表示はスライド式。

 


リードスイッチ







 

「HITCHI ELCA 42 」

2023-04-29 11:21:00 | 備忘録
1971年(52年前)3つのキーが途中で止まるので中を確認したら、リードスイッチの代わりに変な加工をしていたのが原因で途中で止まっていた、交換したらキーもスムーズに動くようになり、良く見るとリードスイッチは相当数交換していたので壊れやすいのかも知れない。
兄弟機種に「42 71年4月」「44 71年4月」「46R 71年7月」「46A 71年7月」「52 72年」「52A 72年」が有る。