さて、今年に入って琉球新報で「ブローレンヂ」というジェンダーフリーのファッションブランドについて取り上げた記事を見た。ブローレンヂでは男性用のスカートやワンピースも手掛けていて、スカートをはいた男性のモデルの写真も載っていた。
ちなみに、「ブローレンヂ」のブランド名の由来は「ブルー」と「オレンジ(オレンヂ)」から。英語表記は「Blurorange」なので英語の発音からすると「ブルローレンヂ」になるはずだが、なぜか「ブローレンヂ」。
『せかいでさいしょにズボンをはいた女の子』(キース・ネグレー 作/石井睦美 訳)という絵本の広告も琉球新報で見た。今から約150年前のアメリカに実在した女性が主人公で、彼女はズボンをはいたことで何回か逮捕されたという。
当時は女性がズボンをはくことは男性がスカートをはくことと同じくらい、あるいはそれ以上に非難されることだったみたい。しかも逮捕まで···。
私もね、スカートをはきたいと言ってお父さんに怒られた日の翌日、そのことをお母さんに話したら「男がスカートをはいたらわいせつで捕まるよ」って言われたのよ。でも私は男がスカートをはいてはいけないという法律はないし、男がスカートをはいたことで逮捕されることは絶対ないと確信していた。実際にスカートをはいて歩いてみても、警察に捕まったことはない。
中学校、高校の制服で男子もスカートを選べるようになった事例や、男子制服にスカートも選択肢に入れるように求める生徒会やPTAによる陳情の事例を新聞で時々見るようになった。そして、男性用のスカートやワンピースを手掛けるブランドの登場。最近になって世の中が男性がスカートをはいてもいいという方向に一歩前進したような感じがする。
男性がスカートをはくことがもう少し世の中に浸透して定着したら、私がスカートをはいていることを親にも話そうかしら。
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