さすらいのDrum'n'Composer

ドラマーであり作曲家であり父でありそして一応男でもある・・・

隙間は大事だよ。

2011年05月09日 16時30分50秒 | Weblog
とても大好きな季節になってきました。
半袖がやたらと嬉しい今日この頃(^_^)v


娘を学校まで送った帰りに、京都ラーメンの魁力屋へ。
最近割と近場に、たて続けに2件出来た。以前に食べたので
味は知っていましたが、食べながら何だかこんな事を思ったのです。

『味に余白、隙があるなあ~』と。

最近はラーメンに限らず外食はどこも味のレベルが上がった。
オレがこちらへ上京した当時に比べたら雲泥の差だ。

ラーメンも今はどこも旨いものを出す様になった。
味の戦いが激しい故に、旨味、コクと言ったところで
Too Muchなものが多い気がする。味の濃さではなく
ダシ、コク、旨味の部分で。小生も50を過ぎたので濃い味
が辛くなってきたせいもあるかと思うのだが、それだけでは
ないと思うのです。

つまり何が言いたいかと言うと、魁力屋はToo Muchじゃない。
コクもほどほどで、背脂系だけどその割にしつこくはない。
メチャメチャ旨~い!言う表現が当てはまるラーメンではない
様に思うのだけど、それが逆に旨いって事なのかと。。。

『味に突っ込まれる隙があるんだよね!』

それが逆に押し付けがましさが無くて何か~旨いかも、、みたいな。事?
すべてのバランスがとれていてこのバランスで調理すると人間
の脳の味覚は満足する!みたいな味が多いと思うわけです。

ん~つまり数値的に責められる感じ?って言うのかな。
だから、そうすればパッと食べた時に美味しい~~って脳が
反応するのって何か違うと思うんだよね、、、分かります。。。??



音楽も似た様な所があって、今のサウンドは全体域、ワイドレンジで
全て満たされた様な、情報量たっぷりの音楽が多いと思う。

CD屋、iTunesなどでパッと試聴した時にオッ!!って感じる
ミックスだったり音作りになってる。事実そう思って買って
10回以上聴いた試しがないCDが、、、。

耳が疲れるんだよね。満たされ過ぎで。。。

ラーメンと音楽。それだけに限らず今の世の中、出来過ぎ君が
多過ぎます。それが良い訳ではない事に早く気が付いて欲しい
のです。



さて今週14日です~!




河っ原の上の松と星 R&B Session featuring 藤井香愛
05/14(土)
成瀬CROP

Open:18:00 
Start :19:30
料 金: 投げ銭スタイル(おひねり、チップ


出 演:
河越重義(Gt.Vo)
上野義雄(Drs)
星川薫(Gt)
原たけし(Bass) モンゴル松尾(K/B)
藤井香愛(Vo)