新幹線の話し。
昔は、名古屋飛ばしという、今ではあり得ないダイヤがありました。1992年、私が生まれた年に。国鉄からJRに変わり数年経った頃。
のぞみ301号が名古屋通過、名古屋飛ばしと、世間に大きくクローズアップされたそうです。
理由はのぞみ301号は東京.横浜の出張利用客が早朝に出発して大阪市内への出社に間に合うように設定されていたのだが、当時、夜間保線工事後は、地盤を固めるために減速運転をしなければならない事情を抱えていたそうです。また、新大阪駅から大阪都心部には距離がある。そのため、のぞみ301号を新横浜.名古屋.京都の各駅に停車させると当時の(のぞみ)の売り文句であった東京ー新大阪2時間半運転が不可能となるため、苦肉の策として名古屋、京都駅を通過させることで対応しようとしたのだそうです。
また国鉄時代の乗務員は、東京から博多まで往復していたそうです。
0系に始まり100系300系500系...今ではN700A
N700Sにまで形を変えて空気抵抗を極力抑えてスピードを増す技術に発達しました。
16両編成で最大1323名が乗車できる新幹線は
1日に何本も東京博多間1174キロを行ったり帰ったり。メンテナンスも大切なんですね。
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