連休後半は富士スピードウエイを訪れ、SuperGT観戦を楽しんだ。道中の渋滞も酷かったけれど、天気にも恵まれた決勝当日は大勢の来場者で賑わい、サーキットは大変な人混みだった。個人的にはここ数年間で一番の混雑だった様に感じられたが、SuperGTの人気の高さを改めて実感した。
第二戦 富士500kmレースの勝者は、23号車のニスモGT-R。ピットワークも含めたチームの総合力で見事勝利を勝ち取った。
レース終盤までトップを走る力走を見せながら、最後でGT-Rの逆転を許した39号車のサードLC500。闘志溢れる熱い走りが印象的だった。
メルセデス・AMGやランボ・ウラカンなどのスーパーカーに混じって走るJAF規定のGT300レースカー、aprのプリウス。エンジン搭載位置の変更など大改造を受けているが、市販車同様にハイブリッドカーであり、プリウスのアイデンティティは死守している。巷では奇抜なデザインが販売不振の原因などとも言われる現行型ZVW50だが、個人的には歴代プリウスの中で一番格好良いと感じられ、レースカーとしてもまとまりが良くスマートな印象。元はフォーミュラー・ニッポン用に開発された自然吸気V8エンジンをミッドシップマウントし、ファァァァーン!!!と快音を響かせて走り去るのがとてもナイス。富士では僚機31号車がクラス2位の成績を収めた。