過去のツチノキオク日々

東京、阿佐谷にある、作家ものの暮らしのうつわ・雑貨の店『zakka土の記憶』です。お知らせや、日々の出来事を紹介します。

春の益子陶器市

2008-04-29 17:04:01 | 日々のくらし

中旬から体調を崩してしまい、もしかしたら今回の益子陶器市は見送りかも?と前日ギリギリまで様子を見ながらという情けない状態でしたが、心配していた検査結果も異常なし、ということでひと安心。まさに病は気から!。大丈夫とわかったとたん急に元気がでて、初日の益子陶器市に行ってきました。

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春の益子はまぶしいくらいの美しい新緑。山のあちこちからはウグイスの声が。秋の紅葉といい、自然豊かな益子の風景は訪れるたびやさしい気持ちにしてくれます。

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作家さんたちのテント。松村英治さん、大江憲一さん、田鶴濱守人さんの器の数々。

今年は土曜日からのスタートということで朝早くからたくさんの人、人、ひと。お天気にも恵まれて(去年は冷たい雨で寒かったぁ~)一日どっぷり器を楽しんできました。

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器の並べ方や手作りの看板も見ていてとても楽しいです。

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moegiさんで美味しいコーヒーを。       心引かれたディスプレー。

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夜ごはんはやっぱりリスブラン。一週間で体重3キロ減の病み上がり、さすがに胃が小さくなってしまったのか半分手伝ってもらいました。ザンネン。


原田晴子さんの器

2008-04-13 18:12:41 | お知らせ

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原田晴子さんの赤土化粧/ポット・土瓶・フリーカップ・マグカップ、白土/フリーカップ・マグカップが入荷しました。

珊瑚のような温かみのあるベージュ色のポットや土瓶は、春のテーブルによく合います。マグカップはいつもの嬉しいたっぷりサイズ。白土の作品も春らしい色合いで素敵です。


増満さんの『ハウスのハウス展』

2008-04-11 17:09:37 | 日々のくらし

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増満兼太郎さんの『ハウスのハウス展』に行ってきました。
増満さんは靴や鞄など革のものを中心に、木や金属などを使った作品など、生活から生まれるモノつくりをされています。
zakka土の記憶でもその愉しくて心地よい作品のひとつ、革スリッパやバッグは人気です。
今年で4回目というハウス展。国分寺のアトリエ近くにあるご自宅を開放して会場にされています。おじゃまするのは2回目ですが、古い一軒家に少しずつ手を入れながら改装し続けているというお住まい(会場)は、いつも心地よい空気が流れていてとても落ち着きます。
センスよく並べられた手仕事の靴や鞄、真鍮金具の小ものやアクセサリー、柿渋で表情をつけた革張りの小さなテーブルや椅子などなど・・・心地よい空間の中でそれらのモノ達はみんなイキイキとして見えます。

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作業中の増満さん。傍らに生けられたチューリップがとてもきれい。

DMに書かれていた増満さんのことば。「この古い家での必要に応じた'つくる’と'なおす’はまだまだ続きそう。向かう先は'便利’ではなくて'工夫する愉しさ。そうした丁度好いを一つずつ見つける作業は、手仕事とその生活を行き来して、既存のモノ・コトから解放してくれます。」
天井や床、壁、柱までもきっとこの家のさまざまなものたちが新しい自分やモノ達との出会いを待っているような、そんな気がします。

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草木に囲まれた会場の入り口。まるでトトロがでてきそう。