長女のアーつるりんが小学校6年生の時の出来事。
つるりん家一番元気なママつるりんが珍しく風邪をひき熱を出して寝込んでしまった。
その様子を見ていたアーつるりん。
どうにかママつるりんが元気になるようにと料理を作った。
アーつるりん 「大丈夫?何か食べた方が良いよ。」
ママつるりん 「ぅん、でも食べたくないんだよねぇ」
アーつるりん 「ママつるりんの為にゴハン作ったから少しでも食べたら?」
ママつるりん 「アーつるりんが作ってくれたの?」
アーつるりん 「うん!」
ママつるりん 「ありがとう!食べて元気にならなきゃね」
アーつるりん 「じゃあ、今持ってくるね」
アーつるりんが寝室まで運んでくれた料理。
それは"カツ丼"だった。
しかもお茶漬けなみの汁だく。
アーつるりんは「早く元気になってね」と言い部屋を出て行った。
風邪が良くなるようにとアーつるりんが作ってくれたカツ丼を
ママつるりんはどのようにして食べたのか覚えていないらしい。
ただアーつるりんの優しさは今も記憶に残っていると言う。
寝込んでいる間に小学生のアーつるりんが揚げ物をしたと思ったら怖くて寝込んでいられず
そしたら翌日には風邪は治ったそうだ。
そして、あの時アーつるりんは何故カツ丼を作ろうと決めたのか
ママつるりんは今でも疑問に思っているらしい。