3月11日から一ヶ月が過ぎようとしております。
悪夢を追体験しているかのようなM7・1、震度6強という余震。
恐怖がいくらか薄らいだところに今度は暗闇も手伝って津波警報も出され多くの
人が恐怖を感じ避難に追われたようでした。今後余震との闘いも待ってるようで
こちらも厄介ではありますが、復興の足並みは留まることなく一歩一歩前に踏み
出して行かねばならないことは被災者みなさん強く思っていることだと思います。
我社の社員、家を全損した者は隣町角田市に仮住まいを借用し、窮屈な会社の
住まいから引越し、祖父祖母と一緒に暮らすことが出来るようになり安堵しました。
床上浸水の他二名はライフラインが復旧しておらず依然として会社に仮住まいを
強いられており、もう少しの辛抱と励ましております。
一昨日、山元町の海よりの方を見てきました。大きい道路は通れるようになった
ので(被災者関係でないと通行できませんが。)舟、自動車などの残骸は片付けて
ありましたが、道路脇には瓦礫が以前見た光景と変わっておらず、相当の時間が
費やされるであろうことは、容易に理解できる光景でした。
東北の湘南、ストロベリーラインといって「いちご」で潤った緑豊かな海岸線の
亘理町山元町はしばらく姿を消すことになりそうで、実に残念でなりません。
世の中に絶えて桜のなかりせば
春の心はのどけからまし 在原業平
この季節になると、心がうきうきしてきます。各地の桜情報が伝えられると
「ことしはいつ咲くのだろう、どこで花見をしようか」と気にかかるところです。
仙台の桜の蕾もふくらんできました。確実に当地にも桜の季節、春がやって
来ているようです。桜には酒はつきものです、農作業前のひと時、花を愛で
酒を楽しむのは、長い長い東北の冬が終わり春到来を告げる農耕民族の儀式とい
えるかもしれません。理屈なしに「日本人に生まれてよかった」と思う季節です。
昨年までは?
さまざまな事思い出す桜かな 芭蕉
来週末あたりが当地では桜が開花することでしょう。でも、ことしはお花見の気分には
なれないのは私だけではないようです。寂しい限りです。しかし報道されているように、
空元気でもお花見も自粛しないでやった方が経済全体のためにはいいと思います。
東京上野の山も例年のようには花見客が訪れてない様で、破目を外さない程度に是非
大勢の方に酒宴花見をやっていただきたく思っております。自粛ムードは景気を押し
上げません。元気のあるところは遠慮せずドンドンやってもらっていいと思います。
いま原発の影響で福島の野菜等は風評被害で売れてません。しかし、流通しているものは
安全が保証されています。是非とも東北で生産された野菜を、東北で生産された牛肉
豚肉鶏肉を、東北で生産された牛乳を、東北で水揚げされた魚を、東北の美味しい日本酒を
消費していただくことが東北を元気付ける手立てではないかと思っております。
(今では産地名が表示されておりますので。)
ボランティア、救援物資、義援金も涙が出るほど有り難いと思いますが。
東北被災地のために何ができるか?「それならできる」という方々が大勢いらしゃると思います。
隣近所の奥さん方にもお声掛けいただければ幸いです。
悪夢を追体験しているかのようなM7・1、震度6強という余震。
恐怖がいくらか薄らいだところに今度は暗闇も手伝って津波警報も出され多くの
人が恐怖を感じ避難に追われたようでした。今後余震との闘いも待ってるようで
こちらも厄介ではありますが、復興の足並みは留まることなく一歩一歩前に踏み
出して行かねばならないことは被災者みなさん強く思っていることだと思います。
我社の社員、家を全損した者は隣町角田市に仮住まいを借用し、窮屈な会社の
住まいから引越し、祖父祖母と一緒に暮らすことが出来るようになり安堵しました。
床上浸水の他二名はライフラインが復旧しておらず依然として会社に仮住まいを
強いられており、もう少しの辛抱と励ましております。
一昨日、山元町の海よりの方を見てきました。大きい道路は通れるようになった
ので(被災者関係でないと通行できませんが。)舟、自動車などの残骸は片付けて
ありましたが、道路脇には瓦礫が以前見た光景と変わっておらず、相当の時間が
費やされるであろうことは、容易に理解できる光景でした。
東北の湘南、ストロベリーラインといって「いちご」で潤った緑豊かな海岸線の
亘理町山元町はしばらく姿を消すことになりそうで、実に残念でなりません。
世の中に絶えて桜のなかりせば
春の心はのどけからまし 在原業平
この季節になると、心がうきうきしてきます。各地の桜情報が伝えられると
「ことしはいつ咲くのだろう、どこで花見をしようか」と気にかかるところです。
仙台の桜の蕾もふくらんできました。確実に当地にも桜の季節、春がやって
来ているようです。桜には酒はつきものです、農作業前のひと時、花を愛で
酒を楽しむのは、長い長い東北の冬が終わり春到来を告げる農耕民族の儀式とい
えるかもしれません。理屈なしに「日本人に生まれてよかった」と思う季節です。
昨年までは?
さまざまな事思い出す桜かな 芭蕉
来週末あたりが当地では桜が開花することでしょう。でも、ことしはお花見の気分には
なれないのは私だけではないようです。寂しい限りです。しかし報道されているように、
空元気でもお花見も自粛しないでやった方が経済全体のためにはいいと思います。
東京上野の山も例年のようには花見客が訪れてない様で、破目を外さない程度に是非
大勢の方に酒宴花見をやっていただきたく思っております。自粛ムードは景気を押し
上げません。元気のあるところは遠慮せずドンドンやってもらっていいと思います。
いま原発の影響で福島の野菜等は風評被害で売れてません。しかし、流通しているものは
安全が保証されています。是非とも東北で生産された野菜を、東北で生産された牛肉
豚肉鶏肉を、東北で生産された牛乳を、東北で水揚げされた魚を、東北の美味しい日本酒を
消費していただくことが東北を元気付ける手立てではないかと思っております。
(今では産地名が表示されておりますので。)
ボランティア、救援物資、義援金も涙が出るほど有り難いと思いますが。
東北被災地のために何ができるか?「それならできる」という方々が大勢いらしゃると思います。
隣近所の奥さん方にもお声掛けいただければ幸いです。