マイエンフェルトに向かう列車の中で乗客の老人が
「何処へ行くのか?」
と笑顔で尋ねたので。
「マイエンフェルトです」
と云うと老人は
「そうか、それじゃ君達はハイジとペーターだ」
と云って陽気に笑っていました。
かねてマイエンフェルトを訪れる観光客は日本人が多いと
聞いていましたが案の定駅(無人駅)で最初に出会ったのは
日本人女性でした。
駅前のシャトルバス(ワゴン車)でハイジの村へ向かうと
葡萄畑の斜面を上った所にレストランがあり、その駐車場が終点でした。
のどかな景色の中を散策しながら作者のヨハンナ・シュピーリに
想いをはせると丘を流れる風がとても心地よく
いつまでもこの地に止まりたい気持ちになりました。