トゥンバオに関する独り言＜トゥンバオの正体＞

実は一休さんはエロオヤジだったわけなんですが（？）ここで言いたいのはラテン音楽をピアノで演奏する上で欠かせない要素、それがトゥンバオだ、という事です。
思春期をピアノのレッスンに捧げてChopinやLisztが弾けるような人でも、Chick CoreaやHerbie Hancockの演奏を完全にコピーして弾けるような人でも、普通は弾けないのがトゥンバオ、とも言えます。

ではそれは難しいのかと言えば、演奏している内容は何も難しい事はありません。ただ、出した音で人を納得させ、踊らせるまでになかなか至らない。
弾いてる本人と、聴いている人との間で感覚的に差が広がりやすい、トゥンバオはそんな特徴も持っています。

観客としての耳も併せ持ったミュージシャンは理想です。