隣の月蛙

日常・物に関する雑記帳

2005/12/31

2005年12月31日 | Weblog
大晦日、今年も終わろうとしています。
私は寮から帰った長男を含め、家族揃って実家で過ごしています。

携帯からの更新をしてみました。できているか心配なところですが。

月蛙のブログにコメントを書き込んで頂いたり
訪問して下さった皆さん、ありがとうございました。
皆さんのコメントや訪問で毎日に活力を頂いてます。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。
月蛙、リフレッシュして年明けの二日か三日に帰って参ります。
新年のご挨拶が遅れますがご勘弁下さい。

所詮は煩悩

2005年12月29日 | 雑記
本日の出勤で年内の仕事納めを迎えます。
されど本日が年内ごみ収集の最終日。
働く母には厳しい社会が恨めしい今日この頃。

三男が実家に行ってるため、昨日の退社後に何をするべきかで悩みました。
美容院に行くべきか、美容院にかけるお金で欲しかった物を買いに行くべきか。
仕事以外で一人になれる時間は皆無に等しいので
美容院に行けるのは今しかない、と思い立ったのですが
あれがあればこの先嬉しさも続くと、ふと思ってしまい非常に悩みました。
私の場合、二者択一以外にも結局どちらもやめておくという選択も経験上多々あります。
時間的に即決を余儀なくされた私は、今回美容院を選択したわけです。
時間の関係上、毛先をカットしただけで大して変わらない有様を見て大きなため息を一つ。
こんな選択が私の人生の間違いの元なんだろうかと思いつつ。

皆さんなら、どんな選択をするのだろうか。




一人の夜

2005年12月28日 | 雑記
合宿に参加中の次男が、体調を崩して現地で病院にかかったそうです。
底冷えのしそうな教室で寝泊りしているので、無理もない。
寒さの前には若さも撃沈。
明日までの合宿なので、様子を見ることになりました。
あいつは金払って寝ているわけだ。うらやましいぞ。

三男の学童が今日で終わりました。私は後二日出勤です。
この誤差をどうしてくれようか。
結局両親に泣きついて三男を預かってもらう事にしました。
三男は実家、次男は合宿で今夜の私はプチ独身。
明日が仕事なので、友人を誘って飲みにも行けやしないのです。
朝弁当を作らなくていいだけ、ましですかね。

突然ですが、金縛りって経験したことありますか?
私は、去年生まれて初めて経験しました。しかも二回!
よく言われるのは、疲れた体が寝ている状態で脳が覚醒している時に起こるとか。
霊的な因果の解釈は薄れてきているようですが…。
いやいや、違うねあれは。
霊だよ、幽霊だよ、お化けだよ、絶対!
部屋を歩いている気配があるんだから。本当に怖かったですね。
ベッドに近づいたと感じた瞬間、砂嵐のようなあるいは大量の蝉が一斉に鳴き始めたような音が耳の傍で鳴り
頭をきりきりと締め付けるのです。声も出せないほど苦しい。
長い苦しみがフッと消えた瞬間、気配も消えたのです。
翌日からは、ベッドにありったけのお守りを並べて眠りました。
お守りの水晶に、次男が土産にくれた清明神社のお守りに、近所の神社のお守り。
その後油断した頃に気配と苦しみがあったんですが、気合で撃退し、未遂で終わりました。
速攻で水晶の入ったブレスレットを購入しました。
お風呂の時以外は肌身離さずつけています。

水晶が怖いのか、はたまた安部清明が偉大なのか
その後金縛りはなくなったのです。
なにも一人の夜に思い出さなくったって…。

怖いんですけどーーーっ! 眠れないよーー! 誰かーーーーっ!!






動から静へ

2005年12月27日 | 雑記
日ごと寒さがつのります。歌にあったよね。
風の冷たいこと冷たいこと。
ヒーターの前から動けないでいます。

通信簿の手痛い洗礼を受けて、冬休みもスタートしました。
次男は今朝、高校剣道部の三日間の合宿に出発。
三男も道場の稽古納めを無事終えました。

波乱の一年から邪心を捨ててゆくように
冷たい道場の床を強く踏み込んで無心に稽古に励み
正座をして剣を置き、甲手と面を外し、手拭を解く一連の動作を
精神統一しながら迅速に静かに行ってゆく。
そして一糸乱れぬ姿勢で黙想し、神前へ、お互いへ、先生へ
丁寧に手をついて礼をする。
姿勢を今一度正して、真っ直ぐに先生を見てお話を聞く。
最後に丁重な一礼。

子供達に剣道をやらせて良かったと思うのは
この静謐を取り戻しながら行う作法、終わりに美しさがあるからです。
鍛錬を積み、自分に厳しく向き合い
礼節を重んじながら姿勢を正して最後を締めくくるのです。
動から静へ、終わりの姿勢を学べるのが素晴らしい。

さあ、私自身も一年間の自分と厳しく向き合いながら残りの仕事に取り組み
一年間自分を覆ってきた兜を脱ぎ
姿勢を正して支えてくれた人に、仲間に、私を取り巻く全ての物事に
感謝を込めて丁重な一礼をして締めくくりましょう。

動から静へ。
一年を美しく終える作法にそって。




長男のクリスマス

2005年12月25日 | 雑記
長男からのメールは、日も暮れる夕方に突然ありました。
彼女と近くまで来ているので、こちらに寄って行こうかなというものでした。
駅で待ち合わせて家族と食事をする事に。
「お兄ちゃんが彼女を連れて来る!」家ではちょっとした興奮状態。
予定の時間まで、心ここにあらずの時を過ごしました。

駅で落ち合い、焼肉屋へ場所を移しました。色気より食い気の私達らしい選択。
改めて紹介をして乾杯です。
やるね、お前。ってほど可愛いお嬢さんでした。
女優の釈由美子さんに似た美人な彼女。明るくやさしそうで好感が持てました。
看護学校に通い、来年は看護師として就職も決まっているそうです。頑張ったんだね。
初めて女の子を交えた家族の食事だったわけですが、それぞれが皆緊張していたと思います。
なにせ食べる量も普段の半分でしたから。
三男なんかまともに目を合わせられなくて、言動がちょっと挙動不審でした。
次男もいつもより静かです。まったくウチの男どもは笑えます。
長男も彼女もずいぶん気を使っていたことでしょう。
二人で、私たちそれぞれにクリスマスプレゼントまで用意してくれていました。

それで初めてクリスマスデートであることに気づく鈍感な私。
粋なサプライズをありがとう。とっても嬉しかったです。
また、いつでも二人で遊びにおいで。
今度は今日よりももっと気軽にね。じじやばばにも紹介してあげよう。

多忙につき

2005年12月25日 | 雑記
仕事の後、実家に三男を迎えに行ったついでに鍋とケーキを食べて帰宅しました。
こんなもんですわ、私のイブなんて。

毎年の事ですが、忙しく生活しています。
昨日は朝の八時から夜中の三時まで道場の用事で出ていました。
納会の三次会でカラオケまでお付き合い。
会計さんは途中で帰れません。
目の下にクマをこしらえて仕事に行きました。

カラオケで歌ってって言われても、何が歌えるのかさえ忘れてしまってました。
今度「歌える歌リスト」でも作っておこうと思います。
今回行ったカラオケ屋は、午前12時を回るとフリータイム制になり
受付でマイクのセットを渡されながら
「五時までお好きにお使いください」
なんて言われて、呆然としてしまいました。

父母会の会長は50代の役職のあるサラリーマン。
おやじ丸出しの多趣味な方で皆からは「父」と呼ばれています。
酒を呑むと陽気で楽しい話を沢山してくれます。
納会でも腹が捩れるほど笑わせていただきました。
あんな楽しい50代になるのなら、歳を重ねていくのも悪くないな。


夢と記憶と感覚と

2005年12月23日 | 雑記
小さい子供が熱を出した時に、何が大変って熱にうなされて泣くからなんです。
昼間であろうが夜中であろうが、ほぼ1時間おきに泣くのです。
少なくともウチの3人の息子達はそうでした。

泣いた直後にどうしたのか聞いてみますが、意味不明な言葉を呟くだけ。
つまり、夢にうなされているのです。
皆さんも発熱した時に夢を見ることはありませんか?

私は発熱する直前に、必ずなる状態があります。
電気が怖くなる。
もう少し正確に言うと、電気を大量に消費している街中に出ると電気の発する熱で人間が煮だってしまうような恐怖を感じるんです。
家の中でも同時に使ってる電気があるとそれだけで恐怖を感じます。
あまりの怖さに布団にもぐり、大丈夫と自分に言い聞かせながら寝るのです。

そしてそれ以降に感じる恐怖は、多分夢です。
自分のいる部屋が、細胞分裂を起こしたように膨張を始めます。
膨張は外からも中からも起こり、やがて息苦しくなり自分の脳が膨張するような感覚に襲われます。
そこで一旦目が覚めるのです。
脳が膨張したような感覚は残っていて、夢なのか現実なのか理解できずにやがてまた眠りに落ちます。
すると天井にぽっかりと穴が開いて人らしき影がこちらを見下ろしている場面に変わります。
その影に怯えていると、影はやがて天井から布団を落とし始めるのです。
何枚も何枚も容赦なく落とし、布団に埋もれて息の出来なくなった私は
必死で布団を掻き分け呼吸の出来る空間を作ろうとするのです。
そしてやっと最後の一枚を掻き分けて大きく息をすると…
自分の布団を掴み、肩で息をしながら喘いで目を覚ますのです。

熱を出すと、小さい時から必ず見る夢です。
汗びっしょりになって目を覚まし、その後は不思議と穏やかに眠る事が出来るのです。
夢は熱の為に体で起こる様々な症状に対する感覚を、似たような体験に当てはめて再現しているとでも言うのでしょうか。
覚えはありませんが、もしかしたらそれが胎内の記憶であったり
記憶すら出来ない新生児から幼児期の体験であったり
もしくは前世の記憶であったりするのかも知れません。

本当のところは きっと誰にもわからない。






鯖寿司の誘惑

2005年12月22日 | 雑記
合宿の疲れと、三男がまた体調を崩してしまったために少し生活のリズムを変えました。
早朝に目覚め、健康もどきな月蛙です。

おととい、発熱した三男の為に補給する水分をコンビニに買いに行ったところ
自分が空腹なことに気が付きました。
お粥では、腹もすぐ減ってしまうのですよ。
作るのも億劫だったんで、目に付いた「鯖寿司」を買いました。
いや、正確には目に付いたと言うより以前から狙っていたと言うべきかも知れません。
最近、鯖がマイブームです。可愛くないブームですが。
以前に鯖を食べて蕁麻疹を起こしたことがあって敬遠していましたが
蕁麻疹はいろんな要素が重なって起こった事と無理やり思うようにして
目の前にある「しめ鯖」の誘惑に乗りました。
大丈夫だったんです。懲りないね、私。

旅行なんてもってのほかの私ですから、羽田の「空弁」なんて文字通り雲の上の存在でした。
元祖空弁を監修された方の「浜焼き鯖寿司」がコンビニで再現されたんですよ。
雲の上にいるような浮き足立った心持で、地上に降りた「鯖寿司」を購入しようとするも
三個(三貫)で475円は高すぎやしませんか。
内緒でコッソリ食べるには、大いに気の引ける値段です。
だから、勢いで買っちゃいました。

食べた私は感激のあまり雲の上状態からレビューしますが、うまいです。美味いです。
当然シャリは酢飯ですが、鯖は焼き鯖。酢〆だと思ってました。
シャリの中には煮付けた椎茸が真ん中にあって、シャリの上には超薄のガリがひいてあり
その上には炙って脂の照りも美しいシャリの厚さほどの鯖がのっています。
脂はしつこくなくて、さっぱり食せます。
鯖がボリュームあって、ちゃんと鯖の味が楽しめます。
え、それだけじゃ味がわからないって?
食べてください。

食べたくなったら私の勝ち。








持て余した時間

2005年12月20日 | 雑記
裸足で寒さも倍増は昨日の話。

剣道をしている高校生以上の成人男性は、袴の下にはパンツを履きません。
風通しが非常によろしい。
夏は良くても冬は辛い。当然です。
だから、おいなりさんなんだって(って何が?)
稽古を見学しながらお母さん方はこんな話をして馬鹿笑い。

今日はTVの話をしてみましょう。
今時笑っちゃうような話ですが、ウチにはTVがありません。
今年の五月に壊れてから、購入していませんでした。
画面の大きさで迷い、買いそびれていたのです。
当初は不便この上なく、いかに生活の中にTVが幅をきかせていたのかが実感できました。
自分のしたい事をしなさいと言われても、いざとなるとやれないものなんです。
相当時間を持て余していました。
それが夏に入る頃になると、思い思いの時間を上手に過ごせるようになってきたのです。
勉強する見上げた奴はいませんが、本を読んだり絵を描いたりしています。
脳は働いていますが、音がないだけでとても休まるものなんですね。
その頃には次男も三男も、TVはいらないよとまで言うほどになりました。
そうです。TVはなくとも生きて行けるのです。

このままで良いかな、と思っていた矢先に台風の時期がやってきました。
今年は台風が早くから猛威を振るっていましたね。
新聞や携帯からの情報が頼りでしたが、TVの天気予報や情報ほどには早くなく
翌日会社や学校に行くのに、非常に困りました。
思わぬ落とし穴にはまったものです。

その頃、ちょうど長男が里帰りしていました。
長男が大学で使うPCを買うついでに、我が家のPCも新調する事にしたのです。
DVDマルチメディア搭載のTVチューナー付き。すごいんですね、今のPCは。
我が家では四台目にして技術の進歩を肌で感じています。
そんなわけで、ニュースと週に一つ二つのドラマだけ見る生活に落ち着きました。
今でも普段は思い思いの時間を過ごしています。
TVはいつか買う事になるでしょうが、今しばらくこのままでいようと思っています。





凛として

2005年12月18日 | 雑記
昨日仕事から帰宅後から今まで、夜中の数時間以外は息子の通う道場に詰めていました。
冬季合宿です。
今日は冷たい風が吹いていて、冬の寒さに拍車をかけていました。
剣道はあの冷たい床に裸足です。
冷え性の私には出来ないことで、それを我慢する子供達は本当にえらいと思いました。
夏季の合宿ではお借りした体育館で暑さにも耐え稽古をしました。
暑さ寒さに耐え、厳しい稽古を積むことで心身ともに鍛え上げて行きます。
稽古にボランティアで参加して、自ら厳しい稽古に凛とした姿で臨む
多くの先生方にも頭が下がります。

さて、今日はもうへとへとです。
大きな事故もなく無事冬季の合宿を終えたことに感謝しつつ
今日は早めに休ませていただきます。