あー電車が行ってしまうと駆け足で階段を下りていたら
足をくじいて転んでしまいました。
起き上がろうとして周りを見渡すと派手に転んだせいか
周りの人達から注目を浴びていて
もうその恥ずかしさといったら絶頂といったところでしょうか。
逃げるように電車に乗り込み
一息ついたら今度は足首、股関節、
骨盤のあたりに激痛が襲ってきて
歩くのもやっとの状態。
足はこんな状態になってしまい
足に包帯を巻いた不自由な生活が続きました。
昔、師匠から包帯を巻くときには
「ゆるく巻いて、きつく締める」という言葉を教わり
その言葉を思い出しながら、毎日、包帯を巻いていました。
ゆるく巻いて、きつく締める？
なんか矛盾してますよね。
包帯を上手に巻けると、ゆるく巻いているにも関わらず
動くたびに包帯が締まってくる感じで、
きつくて苦しいかというとそうではなく
包帯を巻かれている部分はフワフワした感じで
気持ち良いのです。
逆に下手くそな人が包帯を巻くと
ただきついだけで、すぐにゆるんでしまう
こんな状態になってしまいます。
それでは足の治りが遅くなってしまうのです。
今の若い先生たちの中には、外傷を学ぶことが
ほとんどなくなっているせいか
包帯を巻けばいいと思っている先生が
増えているのかもしれません。
もしくは包帯自体を巻けないか。
そんな技術は今の時代必要ないと言われそうですが
包帯を巻けるとどこかで役立つかもしれませんよ。
と偉そうに言っている私も
実を言うと包帯を上手に巻けないのです。（笑）