-
わたしより
(2017-06-19 | 短歌)
わたしよりさみしい誰かと話すだろう朝まで閉まるドアの向こうで わたしから隠した... -
挽歌
(2017-06-19 | 短歌)
長い指をゆっくり解かれまた組まれ納棺... -
燕飛ぶ
(2016-06-13 | 短歌)
ちょっとの間、毎日俳句を詠んでいました。 短歌を詠む時とは違う場所を働かせて、... -
じゃあね
(2016-06-12 | 短歌)
「好きなお別れの言葉はなんですか?」 先日、谷川俊太郎さんのお話を聴く機会があ... -
ふるさとを
(2016-06-10 | 短歌)
東海はまもなく雨と決められてあなたの故郷はゆっくりと晴れ 「ふるさと」の歌とし... -
神さま
(2016-06-08 | 短歌)
いち年でいなくなるらし神さまの抜け殻をもうなな年を持つ 抒情の奇妙な歌会にて。... -
水果
(2016-06-07 | 短歌)
1年以上も放置していて、さてどうしよう。題詠も結局完走できていなくて情けない限り... -
006:婦(津野桂)
(2015-02-13 | 題詠blog2015)
すり減らす愛情はありや疲れ果て寡婦に... -
005:中心(津野桂)
(2015-02-11 | 題詠blog2015)
抱かれたい 光るフォークで貫かれフォンダンショコラの中心は夜 -
004:栄(津野桂)
(2015-02-09 | 題詠blog2015)
その人は二年勤めて栄転しわたしと交わ... -
003:要(津野桂)
(2015-02-08 | 題詠blog2015)
友だちの弟のような人といて要町行きバ... -
002:急(津野桂)
(2015-02-07 | 題詠blog2015)
急変のコードブルーを片耳に薄いコーヒ... -
001:呼(津野桂)
(2015-02-06 | 題詠blog2015)
ゆっくりと吐き出す音に呼応するたとえ... -
参加します(津野桂)
(2015-02-06 | 題詠blog2015)
昨年は初めて完走できませんでした。 ... -
100:最後(津野桂)
(2014-11-27 | 題詠blog2014)
どっちみち最後の恋人なのだから一緒に眠ってもいいはず。だよね -
032:叩(津野桂)
(2014-11-25 | 題詠blog2014)
夜走るタクシーの窓を叩くのは星にも雪... -
031:栗(津野桂)
(2014-11-25 | 題詠blog2014)
甘栗に汚されている指先であの子はふゆ... -
030:噴(津野桂)
(2014-11-25 | 題詠blog2014)
噴水の水は暗くてターミナルバスも静か... -
029:スープ(津野桂)
(2014-11-25 | 題詠blog2014)
旅人よくぎのスープを飲みなさい生きて... -
028:塗(津野桂)
(2014-11-25 | 題詠blog2014)
塗るのなら空の色とか雲の色 届かぬもの...