日本の現況と今後について考察

社会で起きている事々について

石炭火力廃止で合意 with 日独に猶予

2024-05-02 05:59:54 | 日記
2024/4/29&30に伊国で開催されたG7気候/エネルギ
-/環境相会合にて,石炭火力を2035年までに廃止する
             
  出典:youtube.com/FNN/G7会合での出席者の方々
事で合意した. 但し,特定状況に於いては,その期限を
延長する可能性があり得るとした.石炭火力の比率が
多い日独に配慮した形になった様だ.石炭火力の現況
と対応について考察して見る。
◇石炭火力の状況 in 先進7ヵ国: 日本&独国が多い;
下図にG7の国々における石炭火力発電の自国内の比
     
 出典:edition.cnn.comを編集/G7の国別石炭火力の率
率を示す.日本が1位で32%/独国が2位で27%/3位が米
             
   出典:jera.co.jpを基に編集/石炭火力発電所(日の例)
             
 出典:edition.cnn.comを編集/石炭火力発電所(独の例)
で16%を占める. 日本と独国は上述の合意にて石炭
火力廃止期限の延長を認められて形だが. But, 日本は,
これで良いのか? 石炭火力を減らす必要性は,不変だ.
付記: CO2排出量は,石炭を100とすると,天然ガスは57
                             
  出典:jogmec.go.jpを編集/燃料別CO2排出量を比較
となり石炭の方が多い.故に,石炭火力廃止が叫ばれる.
◇石炭消費量の現状(国別比較); 中国/印度が特に多い;
世界では,石炭を多量に消費している.一般炭(火力発電
               
               
      出典:jogmec.go.jpを基に編集/国別の石炭消費量
が主に使用)の国別消費量を上図に示す.1位の中国は世
界の57.6%を消費し,最近も増加し続けている.2位 印度
               
  出典:jp.reuters.comを編集/中国の石炭火力発電(例)
/3位 米国と続き,日本は世界全体の2.1%を消費する国に
あり,他国に比べると多くはない。
◇温暖化を止めねば:南極や北極で氷が縮小中;
               
  出典:natgeo.nikkeibp.co.jp/原典NationalGeographic
学術誌 "Nature Communications Earth & Environment"
(2023.8.24)が発表した- -南極大陸でColonyが62個確認
されている.その内の30%が海氷の部分的 or完全な消滅
の影響を受けている(2018~2022年).2023年も改善が見
れないと--.北極でも海氷が減少, 北極熊がアザラシを獲
りにくくなる問題に直面している。
◇石炭火力を減らすには?:再生エネ発電を増強;
世界各国は再生エネ発電の拡大を進めている.2023年に
               
    出典:irena.orgを基に編集/再生エネ発電のRanking
おける太陽光発電に焦点を当てたRanking(1~7位)を上
図に示す.国土広い国々の中にあって,日本が3位(8,70
7万KW)/独国が4位(8,173万KW)と頑張っている.今後も,
積み重ねるて行く必要がある。


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