現職教員のNです。
3月終わりから4月入学までの月日が非常にゆったりと流れていたのですが
入学してから数日は、履修登録等の事務処理のために、熱心に取り組んでいる状況です。
(分からないこと等は、先輩や学群学類卒の仲間、そして他大学からの研究室の同じ仲間 、現職教員の仲間が、丁寧に教えてくれます。・・・・ご安心ください。)
さて、現職教員の方が大学院で学ぶ方法について触れたいと思います。
(1)都道府県からの現職教員派遣です。(一般的には2年間です。)
通常は2年間の大学院派遣になります。
ただし、都道府県によっては、1年目は大学院で学べますが、2年目からは現場で働きながら修士論文、または
実践報告書を作成することになります。
※現職教員の1年生プログラムもあります。これは、1年間で必要履修単位を取得することと、修士論文または実践報告書を作成することになります。
この場合は、先行研究が充実していることが大切だと思います。
(2)都道府県の許可による大学院修学休業制度の活用にて大学院で学ぶことができます。
大学院修学休業は、専修免許状取得を条件に、都道府県教育委員会教育長から許可をいただくものです。
2~3年間のお休みをいただいて大学院の勉強と研究をすることができます。
※大学院受験前に都道府県教育委員会に対して、大学院休業の事前申請が必要です。都道府県は本人の申請提出書類をもとに判断し、
書類審査に合格すれば、大学院修学候補者になります。
大学院の合格結果を都道府県教育委員会に報告し、都道府県教育委員会教育長のからの許可が得られ大学院で学ぶことができます。
(3)自己啓発休業により大学院で学ぶことができます。
これについても都道府県の教育委員会の許可が必要になります。
※現在は、現場に復帰する際、定年退職までの年数が5年以上あることが一般的です。
ですから、比較的若い方なら問題ありませんが、退職間際の先生方は、自己啓発休業の取得は難しいかもしれません。
~筑波大学大学院教育学研究科で学び研究する~
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懇切丁寧に段階的な指導がなされます。
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◎ 試験対策(過去問)については、人文修士棟の3階の事務室で確認してください。
◎ さぁ、まずは、挑戦です。 挑戦の先には、成功か学びしかありません。