広島市の心療内科-院長の部屋-

心療内科や精神科についていつも考えている医者のひとり言…

Science of KAMPO in psychiatry -広島-

2010年09月29日 | 広島の心療内科

こんばんは。広島市内も大分暑さが和らいできましたね。私は一日中つじ心療内科の診察室にいるので気温を体感できる時間帯は限られていますが、朝方は寒くて布団に丸まっています。最近は丁度いい気温の期間が短くなってきた気がするのは気のせいでしょうか?昨日広島市のホテルで心療内科や精神科、神経内科領域でよく使用されている抑肝散という漢方薬の講演会があったので参加してきました。認知症の方には私自身もよく使っているのですが、それ以外の疾患でも統合失調症や境界性人格障害などの不穏に対して、ジストニアやむずむず脚症候群などの体感異常などの疾患にも効果があるとの内容でした。私の恩師でもある島根大学精神科の堀口淳教授が講演されていました。会の後に堀口教授、広島大学精神科の山脇教授、県立広島病院の高畑部長とお酒を飲みにいきました。

広島市のつじ心療内科