税理士法人 栃木総合経営 スタッフルーム

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サブプライムローンについて

2008年01月16日 05時26分16秒 | 新聞・雑誌の記事
『Newseek 1・16号「サブプライム危機は春で終わる?」』より

サブプライムローンは世界を巻き込む大きな問題となっています。
報道で特に注目されるのは、大手金融機関の損失計上です。
日本円で1兆を超えるような巨額の損失が計上されたりしています。

しかしながら、テレビのニュースなどで知ることができるのは計上された損失金額だけです。その損失について詳しく認識できるような情報は不足しています。なぜ損失を計上しなくてはならないのか、住宅ローンの仕組みはどうなているのか、何を基準としていつの時点で計上されるのか。

『Newseek 1・16号「サブプライム危機は春で終わる?」』でサブプライム問題について、損失発生のしくみを整理しつつサブプライム問題を焦点として世界経済について考察しています。サブプライムローンについては、よく「関連損失」として巨額の損失額が報道されます。ここでは「関連」ではなく、元となるサブプライムローンの損失の発生メカニズムに触れつつ今後の経済の行方を考察しています。この損失発生のメカニズムは、証券化などの話に強い方には当たり前のしくみなのかもしれませんが、私にとってはサブプライムローン問題のニュースを見る際の前提として役立つ話でした。