麻箒(あさほうき)ここの雑記帖

読書と落書きなど徒然なるままに

【2011_06】いのち

2011-01-29 20:22:55 | 旧カテゴリ)徒然なるままに


今日発見したこと。
あさほうきはビューラーでまつ毛を挟む時、息を止めている。

***

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あさほうきの基本データはこちら→

「殿下」1年10ヶ月年下のアサホウキの妹。
「少年」3年11ヶ月年下のアサホウキの弟。

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■ いのち


殿下と鴨川沿いをお散歩するのが楽しいです。水鳥がたくさんいます。

マガモは意外と大きいです。迫力があります。でっかくてビックリします。
他のカモもいます。たまに急流に流されているカモもいます。
「私は流れに乗っているだけよ。無駄な力は使いたくないもの」という風情ですが、
水面下では足をばったばったばったばったさせています。カモの川流れです。

サギの仲間はじーーーっと立っていて、ハンターなんだなぁと思わせてくれます。
先日はアオサギとシラサギとコサギが一羽ずつ、輪になって水面のある一点を
見つめていました。三すくみ状態とでも言うのでしょうか。水底に何があったのか
何がいたのか、気になります。

カモの仲間の名前を知りたくて、検索したらこんなサイトに出会いました。
 ↓
「Yachoo! オンライン野鳥図鑑」http://www.yachoo.org/

このサイトに掲載されている鳥の図鑑は、鳥の形態のイラストからも引けるように
なっています。調べようと思った鳥の名前も種類もとんとわからないというときは
便利です。


鳥インフルエンザの感染が拡大しているのがとても心配です。
口蹄疫で甚大な被害をこうむった九州でも発生していますし、愛知の養鶏場でも
確認されたそうですね。
何万羽もが殺処分されると思うと、とても悲しくなります。

鳥インフルエンザウイルスも私たちが生きている地球のメンバーです。
感染、発症して死にいたる鳥がいてもおかしくはありません。
(それでも「死」というものは悲しいものだと思うのですが。)
ヒトが農業牧畜を始めたのも生きるため、生きのびるため、楽に生きるためだと
考えれば、生物として自然なのかもしれません。程度の問題はあるでしょうが。
けれど、発症していないのに「処分」されるというのは、ただの「死」以上に
悲しくて辛いものに思われます。まして、一緒に暮らしてきた養鶏家の方々は
どんなにしんどい思いをされているでしょうか。

ちょっと(大分)話がそれますが

あさほうきは農学部出身です。ですから、ひとところに何万羽も押し込められて
いる不自然な生態系にも関心がありますし、被害をこうむった農家の実態調査や
それに対する救援策などの農業政策にも関心が無い訳ではありません。
けれど、一番心引かれる(「心惹かれる」ではない)のは、生きている生物が
死ぬということです。

生命の神秘を追い求めたいとか、発生の過程を知りたいとか、進化の過程を
知りたいとか、そんな難しいことではなくて、生物が生きていることが愛おしいと
思って、生物が知りたくて、農学部に進学しました。
そして、学ぶ過程で多くの命を奪ってきました。
こんなダメ学生のために目の前の金魚やマウスやカイコガが死ぬ、もっと正確には
私が殺すのかと思ったこともありました。
情けないけれど、解剖実習の夜に泣いたこともあります。

そうやって大学にまで行って学んだことは、やっぱり命は大切だということでした。
(一時期自分の命を粗末に扱っていましたが。)
毎日毎日絶え間なく多くの命を犠牲にして生かされているのに、目の前で殺すまで
きちんと知りませんでした。

だからこそ、ずっと慈しんで育ててきた生き物を殺す、それも「処分」することは
どれほど辛いだろうかと思う訳です。多分、想像を絶するものではないでしょうか。


最後に。
私は大学を出ました。農学部出身です。政治や世界のことを考えるべき大人です。
けれど、そんな理由からではなく、一つの生物として命と向き合っていきたいです。

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■ 料理


今年に入ってから、何だか台所に立つ時間が長くなったような気がします。
以下、1月に入ってから作った主なもの。不精なあさほうきにしては頑張りました。
つまり、自慢するので褒めて褒めて  という記事です。いい年して…。

・麦ごはん(ビタミンB1添加麦)
・五分がゆ
・玄米がゆ
・野菜がゆ
・梅干しがゆ
・キャロットチーズがゆ

・サバの塩焼き
・サバのみりん干しを焼いたもの
・イワシのしょうが煮
・白菜と豚肉の重ね蒸し(コンソメスープ+ショウガ)
・里芋と豚肉のこっくりみそ煮

・おでん
・かす汁

・炒めなます
・酢の物
・もやしナムル
・マカロニサラダ
・切り干し大根の煮物
・卯の花

・ガトーショコラ
・生チョコ
・キャラメルモンキーブレッド


おかゆシリーズは正月太り解消のために上旬にせっせと作られました。
おかゆだからと安心して大量に食べていたので、効果はありませんでした。

サバは切り身を購入しましたが、イワシは自分で手開きです。
買うつもりはなかったのに、大羽イワシが余りにも綺麗だったので、ついつい…。

まだ調理していませんが、自分でさばいたスルメイカも切り身になって冷凍庫に
保存してあります。イカを開くのは初めてでした。「墨袋を傷つけないように」と
本に書かれていましたが、買ってきた時点ですでに墨が流出していたという(笑)
ワタも使いたかったけど、多分冷凍できないだろうなぁと思って、破棄しました。
今度は使うから! 買ってきたその日に料理に使うから! ごめんなさい!!!
先日の記事に書いたメイボ(カワハギ)も冷凍庫で出番を待っています。

祖母から譲り受けたガラスの耐熱鍋(未使用)が年始の大掃除で発掘されたので、
使ってみました。電子レンジでも使えるということで、白菜の重ね蒸しはこれでチン♪
バァちゃん、いいものをありがとう!

京都は伏見などに造り酒屋さんがあるので、良質の酒粕が簡単に手に入ります。
透明のビニル袋に入れられて、100g 37円で売られていました。
酒粕の良し悪しは私には判断できないのですが(使ったことがなかったので)、
これで作ったかす汁がとてもとても美味しかったです。
このときの副菜は卯の花でした。酒粕も卯の花も、なんかもろもろしとる…。
栄養は勿論、食感や彩りなどを上手に組み合わせられるようになるのが今後の課題です。
とか言いながら、今夜(2011年01月29日)はちらし寿司と酢の物なのですよ。反省。

そういえば、お酢と大根の消費スピードが非常に速かったです。
特に大根は、おでんに入れる、酢の物に入れる、みそ汁に入れる、サラダに入れると
あちこちで活躍してくれました。
板こんにゃくと油揚げと干し椎茸もあちこちに使ったなぁ。どれも大好物です。

お菓子シリーズはオーブンを使わないメニューばかりが集まっています。
うちはレンジもトースターもありますが、オーブンレンジはないもので。
ガトーショコラと生チョコはレンジで、キャラメルモンキーブレッドは炊飯器です。
キャラメルモンキーブレッドは「ブレッド」というよりケーキ…じゃないかな?
実は今朝作ったので、まだ食べていないのです。ホットケーキMIXを使ったし、
シロップが甘いし、きっとケーキ寄りの味がすると思います。

オサレ雑誌で紹介されるお菓子のレシピは手が込んでいますが、奥さま雑誌
(『サンキュ!』とか『すてきな奥さん』とか)は「今ある道具で」「安く」
「時短」で出来るレシピが多くて助かります。

最近、台所にラジオが導入されました。
麻箒邸でラジオの音が一番綺麗に聞こえるのは台所です。
割烹着を着て、ひっつめ頭でラジオを聴きながらお皿を洗う姿は、「奥さま」
「主婦」を通り過ぎ、「オカン」「オバン」の域に見えるかもしれません。
少なくともあさほうきは鏡に映る自分を見て「オカンがおる!」と思いました。
まだ聴いているラジオ番組はα-ステーションですが、その内ラジオ深夜便に
なりそうです。


☆ガトーショコラ
 ←クリックで大きな画像がご覧いただけます。
撮影前に食べ始めてしまった平成のうっかり八兵衛とはあさほうきのことです。

 ←クリックで大きな画像がご覧いただけます。
茶こしで粉砂糖を振ってみました。

 ←クリックで大きな画像がご覧いただけます。
手の平サイズの俊公(としきみ:犬のぬいぐるみ)で大きさ比較。
色が一緒だね。
ちなみに、俊公の名前は京極夏彦『魍魎の匣』の登場人物より。
うちの子はあんな変なキャラではありませんが。


☆キャラメルモンキーブレッド

ホットケーキMIXで作ったお団子をシロップにからめたものを炊飯器の底に並べ、
[炊飯]のスイッチを押すだけで出来ます。

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■ 此処2、3日の生活


割と理想的な生活を送っているのではないでしょうか。
 ↓
 ↓
05:30 起床。1時間半~2時間ほど簿記3級の勉強。
07:30 朝食。新聞を読む。朝のこまごましたことを行う。
10:00 皿洗い、掃除、洗濯、買い物など。
11:30 昼食。勉強したり、図書館に行ったり、本を読んだり。
16:30 料理。
17:30 PC起動。家計簿をつけたり、Twitterをチェックしたり。
18:30 1時間半~2時間ほどPCで英語のリスニングの勉強。
21:00 夕食。殿下とのんびり。
22:30 皿洗い。翌朝のご飯を炊飯器にセット。
23:00 お風呂。
24:00 布団に入る。しばらく本を読む。気付いたら寝てる。
 ↓
 ↓
わぁ。勉強時間が少ない☆ もっと頑張ろう。
「頑張らねば」ではなく、「頑張りたい」です。

英語は「Special English | Learning English」というサイトを利用しています。
http://www.voanews.com/learningenglish/home/
あさほうきの壊滅的な英語読解力によると、「Special English」は米国内の人で
母国語が英語ではない人向けに始まったラジオ番組のようです。アナウンサーが
しゃべる速度はネイティブ・スピーカーの2/3くらいに抑えてあるとか。
このラジオ番組が、英語の原稿付きで聴けます。TV番組もあるみたいです。
あさほうきはラジオを聴く前に「The Classroom」のビギナーコースでリスニングの
練習を始めましたが、えぇ、もう、本当に壊滅的でした。聴きとれないのはまだ
しょうがないとしても、書いてある文章が訳せなかった。多分、あさほうきの脳で
英語読解力を司るところで怪獣大戦争が起こったんだと思います。レッドキングと
タイラントが好き放題したに違いない。そして、最後にザザーンとかがへどろ
まみれにして帰って行ったんだ。人はこれを責任転嫁と呼ぶ。

頑張ります。

こんな生活がいつまで続くかなぁ。続けられるかなぁ。
勉強もいいですが、ちゃんと就活もしようと思いました。ちゃんと生きよう。

ついでに。
月~木の06:55と23:55には、是非NHK教育にチャンネルを合わせてください。
いい番組をやってます。たった5分間の番組ですが、NHKの本気が垣間見えます。
これを観て一日が始まって終わるととても健全な生活をしている気分になります。

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■ カラオケ


2011年01月28日(Fri) 17:00-18:30


Cocco しなやかな腕の祈り
Do As Infinity 柊
Pizzicato five メッセージ・ソング
安藤裕子 TEXAS
安藤裕子 隣人に光が差すとき
椎名林檎 おこのみで
柴咲コウ glitter
広沢タダシ 夢色バス
広瀬香美 promise


『glitter』と『おこのみで』が余りにも歌えなくて凹みました。
特に前者が惨憺たるものでした。覚えていないにもほどがある…。
穴があったら入るレベルを超えて、自分で穴を掘りたいくらいです、掘ってきます。
でも、『しなやかな腕の祈り』と『promise』はまだマシだったと信じている。

安藤裕子さんも難しいですね。毎晩お風呂で歌っていますが、悪戦苦闘です。
某Aさんに「私の聖☆おねえさんを汚すな!」と言われないくらいには上達したい。
安藤さんの歌を歌っているときは、陶酔状態に陥って目を細めています。
湯船で歌っているときは、目を閉じたり開いたり、頭を振ったり、腕を動かしたりと
大変忙しいです。本当に一人舞台です。

ところで、ELLEGARDENは初めて聴きましたが、なかなかいいですね。
歌詞がかっこいいんだけど、ちょっぴりカワイイ感じがしました。

今日から腹筋します。

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■ 本


ブクログに大量の宮城谷昌光作品、大量の美川べるの作品、及び3冊を追加しました。
ブクログとTwitter、ブクログとmixiチェックとの連携を解除しました。

アサホウキの本棚を見る? → あさほうき・ここの本棚

川上弘美 『パスタマシーンの幽霊』
木田元 『哲学は人生の役に立つのか』
・ジャン=フィリップ・トゥーサン/訳:野崎歓 『セルフポートレート 異国にて』

J=P・トゥーサンの名前は高校1年生の時に知りました。
あさほうきが所属していた文芸部の部誌のバックナンバーにとても素敵な小説が
載っていて、その作品の中でトゥーサンの『浴室』の文が引用されていたのです。
その作品を書かれた先輩は私と入れ違いで卒業されたのでお会いしたこともない
のですが、私は読んだ部誌のバックナンバーの中でその先輩の作品が好きです。
今、買った本と借りた本で本棚が大変なことになっています。
あぁ、買い過ぎた買い過ぎた、まただわ。

I've lost control of myself.

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石垣りんさんの詩集が欲しいです。お釜の詩もいいですが、私は「ゆりかごのうた」
という作品が好きです。

明日もいい日になりますように


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2 コメント

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動物実験について (lovinson)
2011-02-05 01:30:44
最近、大学(院)の選択科目の「比較法文化論」という授業で、
実験動物の取扱についての日本・EC(?)・イギリスそれぞれの法律を比較する、という機会がありました。

ものすごく脱線する上、記事の趣旨を損なう気がして気が引けるのですが、ついコメントしたくなってしまったのでちょっとだけ。

ヨーロッパの法律では、日本よりかなり動物実験の規制が厳しく、
教育目的の実験での利用は基本的に禁じられているような感じです。
確か、原則はどうしても必要な新技術の為の実験にしか使えない、とか、そういう規制があったんじゃないかな?
動物を使った実験を行えるのは政府の資格をとった人だけ、とか、そんな法律だった気がします。
(手元に今資料がないのでかなり不正確ですが。)

あと、実験で動物を使わなければならない場合は、可能な限り苦痛や後遺症を与えないようにする、という方針の法律になっているのですが、
どうしても後遺症が動物に残る場合は「安楽死」させなければならない、というような決まりになっていて、かなり衝撃を受けた覚えがあります。

まとまりがなくてすみません。
えっと何が書きたかったかというと、多分、動物を実験に使うのに抵抗があるというのは全然おかしくも情けなくもないよ!
むしろその感覚がスタンダードな世界がある(というか「国際標準」かもしれない)よ!
ということです。多分。
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Re:動物実験について (あさほうき・ここ)
2011-02-05 23:08:58
>loviちゃん

コメントありがとう。
自分の感覚が国際基準かどうかはよくわからないし、きっとそれを確かめる
世界には戻らないと思うけれど、命を扱うものは謙虚でなければならないね。

欧州の方が動物実験に関する規制が厳しいという話は学生実験のときにも教えられました。
うちの学部にも供養塔か何かあって、年に一回お弔いの儀式(法要?)が
あるという話も聞いたことがあります。
全部伝聞調なのは行ったこともちゃんと調べたこともないからです。
「謙虚であれ」とか偉そうなことを書いておきながら、悪いやっちゃねぇ。

ただ、誰にも何にも豊かな生と安らかな死が訪れるようにと祈るばかりです。
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