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麻箒(あさほうき)ここの雑記帖

読書と落書きなど徒然なるままに

2nd. Opinion

2010-10-06 21:14:03 | 旧カテゴリ)うつうつ


相変わらず人と会わない生活をしています。
学校と年金事務所に行かなくてはいけないけど、どっちも怖い。

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■ セカンド・オピニオン


セカンド・オピニオンを受けようかと考えています。

セカンド・オピニオンを受けたいのは、以下の2つの希望からです。
 薬が多過ぎないか判断してほしい
 カウンセリングを受けてみたい

近所にカウンセラーさんがいる心療内科があるっぽいので行こうかと思うのですが、
今の病院に紹介状を書いてもらう(=他の病院にかかることを打ち明ける)か
どうかで迷っています。

***

薬が多過ぎるのかもしれないとは薄々思っていました。
「それは多過ぎる」と指摘する人もいます。転院を薦められたこともあります。

けれど

「心の病気は薬を服用したらすぐ治るという手合いのものではない」
「効果が出るまで時間がかかる」
「(うつ病の場合)まず多めに処方して、徐々に減薬していくもの」
「無闇にドクター・ショッピングはしてはいけない」

…と書籍で読んだので、5年通い続けました。

 

5年経った今、随分回復しました。

布団から一歩も動けず、トイレと布団を往復するだけでしんどかった。
英語の論文どころか、日本語の新聞や小説すら頭に入らなかった。
突然、涙が溢れてきて止まらなくなった。
死ぬことしか考えられなかった。

そんな日々に比べたら、本当に良くなったんだなぁと思います。
今では簡単な家事はこなせるし、図書館通いも出来るようになりました。

今の主治医と助けてくださった皆さんの御蔭です。


しかし、

「胃が痛い」と言ったら一遍に薬を減らされて具合が悪くなったこともあるし、
具合が悪くなるとすぐに薬を増やしたり点滴させたりで、
カウンセリング(考え方の悪い癖を直していく)を薦めることはありませんでした。
優しい、本が好きな、好いじいちゃん先生なんだけどなぁ。

最近では就労支援の話題も会話にのぼるようになりました。
次のステップに進む頃だと判断されたのかもしれません。
だから、このタイミングで他の病院にかかるのはベターなのかしらと少し躊躇。

***

私と同じ診療科に通っている友人が「カウンセリングは受けた方が良い」と
力説していました。私もじっくり話を聞いてくれるプロと話をしてみたいです。
時々過剰にペシミスティックになるところを改善していきたいのです。

紹介状…どうしよう……。

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■ よるのみずべ


久し振りに“よるのみずべ”という喫茶店に行きました。
営業情報などはブログをご覧ください。→ “よるのみずべ”


家具や家具の配置が変わっていましたが、店主さんは変わらず優しい雰囲気を
醸し出しています。
メニューからコーヒーがなくなっていたので、今回は豆乳(温)とクッキーを
注文しました。クッキーは黒こしょうとごまの2種類で、バターや牛乳などを
使っていない、植物由来の材料で作った自信作とのこと。
これが凄く美味しかったです。(次に行ったときもありますように!)

美味しい飲み物と食べ物でほっこりしながら、店主さんと1時間半ばかり雑談。
殿下(妹)や病院関係者以外とお話をするのはどれくらいぶりかしら。

季節の移り変わりの話(お仏壇の花、ぎんなんの栽培、川や湖の水の冷たさ etc.)
本の話(区の図書館はあなどれない、雑誌もある、100万円貯める特集 etc.)
料理の話(自分ために作るのは億劫だ、パン屋さんやお菓子屋さんは偉い etc.)
数学の話(無限大とゼロはよく分からない、立体の体積の求め方 etc.)など
話があっちにヒラヒラこっちにヒラヒラ飛んで、楽しい1時間半でした。

「『そういうものだから』で済ませないと次のステップに進めないこともある」
「でも、済ませずに考え抜いた人は、或る時、急に伸びると思う」

店主さんのこの言葉が身に染みました。
店主さんは多分、一つ一つ考えながら生きてきたのではないかと思います。
そして、考えたことを生活に反映させて生きていらっしゃるのではないでしょうか。
それが“よるのみずべ”という形になっているのなら、それはとても貴重な空間では
ないかと思ってしまうのです。

普段考えないことを考えさせてくれる空間。
普段考えていることは何なのだろうと振り向かせてくれる空間。
その空間を作った人。また、行きます。

 

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■ 本 


ブクログに3冊追加しました。

※登録した本にはレビューを書いてあるものと書いていないものとがあります。
※ブクログには読了順で、下記のリストは著者順ですので、順番が異なります。

アサホウキの本棚を見る? → 


・浅田次郎 『憑神』
・くるねこ大和 『くるねこ6』
・陳舜臣 『五台山清涼寺』

***

『憑神』はアサホウキの初・浅田次郎さんでした。

タイミングってあるものですね。
友人に「オススメの本とか作家さんとか教えて」と言って浅田次郎さんを
薦められたところに、『ダ・ヴィンチ』で特集を組まれていた『蒼穹の昴』の
作者が浅田次郎さん。
これは読めと天が言っている!と思いました。さっそく図書館へ。
『蒼穹の昴』『中原の虹』は借りられていました。残念。

『憑神』は面白がっていいのか、悲しんでいいのか分からないお話でした。
主人公の真面目さも、カッコイイのか、滑稽なのか、判断に苦しみます。
でも、どんな物語も様々な感情を呼び起こすもので、「楽しかった」「悲しかった」
など、一つの感想に辿り着くまでに色んな感情をくぐり抜けているのでしょう。
登場人物も色々な顔を持っていて当たり前なのだと、改めて気付かされました。

***

『くるねこ6』を手に入れました。いやっほい!
友人が「人間立ちしていることに違和感が無いことに違和感を覚える」と
言った美輪のもんさんがカバー裏表紙です。
カバーを取って、本体の表紙と裏表紙もお楽しみください。

***

陳舜臣さん、次は本棚の奥で眠っていた『秘本三国志』だ!
なのに、また図書館で借りてきた本が積んであるという間抜けな状態。
いつでも読めると思うと読まないのよね…いかんいかん。

陳舜臣さんも浅田次郎さん同様、友人が薦めてくれた作家さんの一人です。

***

『ガラスの仮面』最新刊、仏壇にお供え中。未開封。

***

殿下がご自身の本棚を整理なさいました。
『新撰組血風録』が取りやすい位置に移動してきて、いやっほい!

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熊木杏里さんは昔、薦められた歌うたいさんの一人です。
素敵な偶然を有難うございます。

gooブログの編集画面が新しくなっていてびっくりしました。
まだ慣れません。何せ初めてなもので。

明日もいい日になりますように…


誰か私を止めてよ

2010-10-03 20:04:41 | 旧カテゴリ)うつうつ


自分で自分を刈ろうとしている。けれど、絶命させられない。

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■ 追い詰める


雨です。京都も雨です。

雨は、少しばかりアサホウキの具合を悪くします。
お空もどんより、心もどんよりと言ったところでしょうか。

今日も昼寝(罪悪感を感じる日課)から起きたら、まだ日中なのに窓の外は薄暗く、
雨は激しい音を立てて降っていました。
殿下(妹)がお帰りになる頃には弱まってくれると良いけれど、と思いながら、
また自己嫌悪の渦に巻き込まれていきます。

***

殿下は働いている。毎朝きちんと身なりをお整えになり、出勤する。
就職した知り合いの大半は今日はお休みだけど(日曜だから)、月曜から働く。
学校に残っている友人たちも、頑張って研究に励んでいる。

私は?

私は適当な家事担当。
家の中は余り片付いていない。四角い部屋を丸く掃く。
料理もそんなに上手くない。煮えていないニンジンは毎度のこと。
なのに、殿下は「有難う」と仰る。「美味しい」と仰る。

稼ぎもしない、適当な生き方で勝手に病気になった私を皆、労わってくれる。
私は、私は本当に何もしていないのに。役立たずなのに。ゴメンナサイ。


生きてていいんだろうかと思う。
調子の良いときはあれもしよう、これもしよう、将来はこうなりたい…etc. と
未来を思い描いて生きているけれど、具合が悪くなったらすぐ自己嫌悪。
こんなに打たれ弱くて生きていけるの? 生きていていいの?

私は誰に許しを求めているの? 母? 父? 弟妹? 親戚? 友達? 先生?


楽になっちゃ駄目だ、と思う。
母は楽を出来なかったのだから、と。

楽な方に流れていってはいけない。
研究室の先生は「どうして日本人は楽をすることを悪いように言うのだろう。
楽な方、楽な方に流れていってもいいと思うよ」と仰っていた。

そういう生き方もあると思う。

でも。

私にそれは許されない。だって、母に楽をさせてあげられなかったのだから。
違う。楽をさせなかったのだから。
もしかしたら、少しは助けられたかもしれないのに。後悔後悔後悔。
ゴメンナサイ。私は救われてはいけないかもしれない。でも、救われたい。

誰が救ってくれるの?


私の生き方はCoccoさんの『がじゅまるの樹』に近いのかもしれない。
私は、「絞め殺し植物」なんだ。

***

…と、まぁ、書き出したら何でそんなに自分を追い詰めているのだろうと多少は
自覚するのですが、自覚したところで自己嫌悪は止められません。
寧ろ、もっと追い詰められないといけない気分になります。
追い詰められると死にたくなります。
でも、痛いのもしんどいのも怖いのも嫌いなので、死ねません。死にません。

昔々、父が他界したときに、母からも親戚からも「お父さんの分まで生きようね」
と言われました。母が他界したときも誰かがそんなことを言っていたような。
(母が他界したときの記憶はあやふやなので、ちょっと自信がありませんが。)
アサホウキの寿命は、父母によって加算されているのです。
アサホウキは、父母に生かしてもらっているのです。
やっぱり死ねないなぁ。父さんと母さんの苦労を無駄には出来ない。

自分を追い詰めることは当分止められなさそうですが、生きていきます。
追い詰めたって、所詮甘ちゃんのアサホウキ、死ねません。

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■ 本 


ブクログに1冊追加しました。

※登録した本にはレビューを書いてあるものと書いていないものとがあります。

アサホウキの本棚を見る? → 


・山田詠美 『風味絶佳』

【覚書】
01_間食
02_夕餉
03_風味絶佳
04_海の庭
05_アトリエ
06_春眠

***

初めて山田詠美さんを読みました。読みやすかったです。

多分、『ハムナプトラ3』を映画館に見に行った時だと思いますが、映画が始まる前の
予告編で、表題作が映画化されることを知りました。観ていませんが。
「フウミゼッカ」という、何だか綺麗な音の言葉を気にしつつも、なかなか原作を
読まなかったのですが、この度、これも又何だか急に読みたくなって、借りました。
感想はブクログをご覧ください。
ちなみに一番好きな作品は『夕餉』です。

***

『ガラスの仮面』の最新刊を買わないといけません。母が大好きだったのです。
『夏雪ランデヴー』も第2巻が出ましたね。読みたい。

***

安藤裕子さんの「JAPANESE POP」も阿部芙蓉美さんの「空に舞う」も好いCDです。
まだ聴きこみが足りないと思うのでブクログには登録していませんが、好きです。
ほぼ毎日聴いています。
「空に舞う」の中で一番好きなのは、やっぱり『空に舞う』です。
「JAPANESE POP」に収められている曲はどれも好きで、決められません。

***

年金を払いに行ったら買おう買おうと思っている新旧パプワですが、このままでは
一生買えないのではないかと危惧しております。(←大袈裟な!)
中年らしくない中年の皆さんが大好きです。
昔はシンタローさんが大好きでした。
旧パプワの連載が終わったときには布団かぶって泣きましたとも、本当に。

それは兎も角、頑張れ、アサホウキ!
お役所は怖いところじゃない。其処にいる人たちも怖い人じゃない。頑張れ!

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最近はしょうが紅茶を家で入れるようになりました。
ティーバッグとチューブしょうがですが、美味しいです。
先日、上島珈琲店で飲んだジンジャーミルクティーが美味しかったのですが、
家ではあの味を再現出来ません。
低脂肪乳を普通牛乳に変えないと近付かないかな?

そんなこんなで今日も日が暮れました。(雨だったけど。)
明日もいい日になりますように…


しあわせになる方法

2010-09-29 23:55:45 | 旧カテゴリ)うつうつ


以前、ブログの記事のカテゴリを整理すると申しましたが、未着手です。
だから「うつ・統合失調症」に入れるか「ちょっと真面目な話」に入れるか
しょっちゅう迷うことになるんだよ!

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■ しあわせ


人生の目的は幸せになることだと何処かの哲学者が書いていたような気がします。
コミネリサさんも、誰にも幸せになるという役目があると歌っていました。

「人生の使命」を見付けて『行動』することにしあわせを感じる人もいるだろうし、
「子や孫に囲まれて」とか「好きな人といつまでも一緒に」とかそういう『状態』に
しあわせを感じる人もいるでしょう。
一人一人がしあわせを感じていられれば、それで良いのかもしれない。

私はしあわせになることに少しばかりためらいを覚えます。
ためらったところで、結局は好きな本やCDを借りたり買ったりするし、
ちょっと贅沢して美味しいものを食べに行ったりして、しあわせを得ているのですが。

けれど、母抜きでしあわせになったら、母の存在を軽んじることにならないかしら。

母の存在を軽んじることは絶対に無いし、いつも一緒にいると信じています。
母なら「母さん抜きでも楽しくやりぃさんね(訳:楽しくやりなさいな)」と
言ってくれるだろうけれど、それでも後ろめたさを感じます。
母さんを現世から引き剥がした私がしあわせになって、母さん、それでも許してくれる?

此処でも頻繁に(?)書いていますが、此処にいることを誰かに許してほしいと
常日頃思っています。もしかすると、それは母に許してほしいのかもしれません。
多分、母は許してくれているでしょう。(と、また甘える。)
それを心の底から信じられたら、私はとてもしあわせになれる気がします。


父さんと母さんに会いたいなぁ。

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■ 消えたい


患って以来、或いは患っていると判明する少し前から、電話とドアチャイムと
お役所が苦手になりました。


電話もドアチャイムも、鳴った瞬間に心臓が跳ね上がります。
未知の人と接触するのが怖いのかもしれません。
知っている人が相手でも、相手の行動が見えないと反応しづらいです。

お役所では或る程度決まった行動(所定の用紙に情報を記入する、窓口に提出する、
身分証明をする、書類を受け取る)を行うだけでもドキドキします。
ましてや、何かを相談して説明を受けるなんてことは出来ないのであります。
簡潔に、要領良く自分の状態を説明して、詳しい説明を頭に入れて帰る。
あぁ! 何と難しいこと!

そんな訳でニキビ用基礎化粧品の定期購入を止めるときに電話をかけるのにも
時間がかかりました。(注文はネットで出来るのに、定期購入の中止は電話でしか
受け付けていなかったのです。)

同様に、年金もまだ払いに行っていません。お役所怖い。


でも、電話とか来客への応対とか要領を得た情報の交換とか出来ないと働けない。
出来ないのかしないのか分かりませんが、とにかく自分が情けなくて、悲しくて、
本当に消えてしまいたくなります。


何で出来ないんだろう。何でしないんだろう。


親戚は「あなたにとって一番良いと思う生き方を選んだらいいよ」と言います。
けれど、選べるほど私に選択肢は用意されているのでしょうか。
自分で選びとれるほどの力が私にあるのでしょうか。
これから身につけられるのでしょうか。

親戚は、先の発言と同じ口で「『ナニクソ精神』で頑張ってね」とも言います。
「ナニクソ精神」とは、「何おぅっ! くそっ! やってやるわい!」と自分を
奮起させる気持ちのことです。
これを聞くたびに、私はしおれてしまいます。
自分をそんな気持ちに持っていくことが出来なくて、期待に応えられなくて、
やっぱり情けなくて、悲しくなって、消えてしまいたくなります。


こう書いていると、しょっちゅう情けなくなって、悲しくなって、消えたいと
思っているように見えますね。

朝、殿下(妹)や少年(弟)が出勤するとき。
(これから二人は働きに出るんだな、私は何をすればいいだろう。)
昼、うとうとしているとき。
(世の中の人が汗水たらして働いている時間帯に昼寝してていいのだろうか。)
夜、殿下のお帰り時刻が近いとき。
(私はピンピンしているけれど、殿下はお疲れだろうな。)


もっと自分を肯定して生きていきたいのですが…難しい。


最近、文章をちゃんと完結させていません。
書き殴って「これでいいやっ!」と思うようになっている。良くない。

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■ 本 


ブクログに3冊追加しました。

※登録した本にはレビューを書いてあるものと書いていないものとがあります。
※ブクログには読了順で、下記のリストは著者順ですので、順番が異なります。

アサホウキの本棚を見る? → 


・有栖川有栖 『火村英生に捧げる犯罪』
・遠藤周作 『考えすぎ人間へ ラクに行動できないあなたのために』
・武光誠 『知っておきたい日本の神様』

***

火村先生も大学という組織の一員なんだなとしみじみしてしまった表題作でした。
例え本の中だとしても殺人事件は見たくないので、また暫くミステリから離れます。

***

遠藤周作さんのエッセイは母から譲り受けたものです。
久し振りに読みましたが、昔は素通りしていた言葉が染み染みしました。
「大きなものに任せるときもある。けれど努力はしないといけない」とかね。
母は何を思いながらこれを読んでいたのかな。

***

『知っておきたい日本の神様』は神様や神社、神道に関する情報が、限られた
ページ数にではありますが、ぎっしり詰め込まれていますので、日本の神様の
アウトラインを知るにはこの本で十分だと思われます。
けれど、この本を「きっかけ」として自分で詳しく調べたり、近所の神社に
お参りしたりするのが楽しいかもしれません。

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一日の大半は倉橋ヨエコさんの『涙で雪は穴だらけ』の気分です。
(歌詞はコチラ →  歌詞GETのページに飛びます)
同氏の『ジュエリー』は名曲です。何でカラオケに入ってないねーん!

明日もいい日になりますように…


私は何処に

2010-07-18 21:00:45 | 旧カテゴリ)うつうつ


ご無沙汰しております。
梅雨が明けましたね。急に明けましたね。
暑くなってまいりましたが、皆様如何お過ごしでしょうか?

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コメントへの返信をお休みさせていただいております。
申し訳ございません。
いただいたコメントやメッセージは有難く拝読しております。
いつも有難うございます。

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■ 私は何処に


ちょっとまとまらない文章です。
もっと頭の中を整理して、もっと沢山書きたいことだったのですが、これ以上は
整理出来ず、これ以上書いても伝えられないなと思ったので、取り敢えず、今、
思うところを書き付けていきます。

***

梅雨の始めに比べると、随分元気になりました。
経口投与の薬は増えましたが、週2だった点滴は週1になりました。
アゴも外れません。(外れてもらったら困る。)

元気になったのです。

しかし、其処で又、ふと考えてしまいます。

薬の御陰で元気になっている私。
じゃあ、薬ナシの私はどんな状態なのか。
薬も点滴も必要としなかった私は何処へ行ってしまったのか。
いなくなってしまったのだろうか。

私は本当に私なのだろうか。
薬という足場の上に立つ私は私なのだろうか。
薬に突き動かされているだけなのではないだろうか。
「自分」や「私」というものを持っているのだろうか。


ちょっとしたアイデンティティ・クライシスとでも申しましょうか。
そんな状態に陥っています。

他にも色々悩みは尽きません。
尽きない悩みと生きていかないといけませんね。
目の前のことから一つずつ片付けていきましょう。

…と、自分に言い聞かせないと生きていけないよ。


【処方箋(2010年07月18日現在)】

※()内は1日の投薬量。

・リスパダール錠1mg (3錠)
・フルメジン糖衣錠1mg(8錠)※増量
・テノーミン錠25mg   (2錠)
・コンスタン錠0.4mg  (3錠)
・エビリファイ錠6mg  (3錠)
・メトリジン錠2mg    (4錠)
・リズミック錠10mg   (2錠)
・アーテン錠2mg    (2錠)
・リスパダール内用液1mg/mL(1包)
・酸化マグネシウム1.2g    (1包)
・塩化ナトリウム1g       (3包)
・ジュンコウ四物湯2.5g     (2包)
・オースギ桂枝加芍薬湯2.5g (2包)

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■ 本 


ブクログに11冊+CD1枚、追加しました。
※レビューを書いてあるものと書いていないものとがあります。
※ブクログには読了順で、下記のリストは著者順ですので、順番が異なります。

アサホウキの本棚を見る? → 

・石垣りん   『空をかついで』
・江國香織   『号泣する準備はできていた』
・江國香織   『東京タワー』
・小野不由美 『図南(となん)の翼』
・恩田陸    『夜のピクニック』
・上大岡トメ&池谷祐二 『のうだま』
・川上弘美 『神様』
・川上弘美 『竜宮』
・椎名林檎 『三文ゴシップ』(CD)
・島袋光年 『トリコ』第10巻
・谷村志穂 『冷たい水と、砂の記憶』
・宮城谷昌光 『三国志』第8巻


***

昔、古本屋(コミックショック)で友人に「アサホウキはこの人、好きそうだと思う」と言われ、
チラッと読んで「余り好きじゃない」と言ったのが石垣りんさんでした。
しかし、今読んでみると、凄く好みだった。
『儀式』という詩が好きです。

***

アサホウキにとって初・十二国記シリーズとなった『図南の翼』。
主人公が格好良くて、ほれぼれしてしまいます。
主人公の連れ2人を足して2で割ったらアサホウキの好みのタイプ。

***

宮城谷昌光さんの『三国志』は何巻まで出るのでしょうか。
第8巻は激動の巻です。
実は、アサホウキは宮城谷さんの『三国志』がそれほど好きではありませんでした。
「好きではない」と言うのは、『晏子』や『孟嘗君』などと比べてというレベルです。
やはり宮城谷さんの作品は好きです。
しかし、何故、のめり込めないのか。
一つは主人公が誰か分からないからだと思います。
主人公の爽やかで潔い生き方を描き出す春秋・戦国時代ものと違って、『三国志』では
色んな人の視点にシフトして書かれます。
主人公に惚れ込んで作品にのめり込むアサホウキには、其処が合わないのかもしれません。
最近、宮城谷『三国志』は、他の宮城谷作品と違って、「人」ではなく「時代」を読む
作品なのかなぁと思うようになりました。

そうそう。
文庫・新書フェアにて同氏の『風は山河より』の文庫本を揃えました。
本棚に宮城谷さんが増えると、心がほくほくします。
新しく買ったものにこう言うのも変ですが、あるべきものが「還ってきた」という安心感に
似たものを感じました。
早く大きくなった四郎に会いたくて、また読んでいます。

***

椎名林檎さんの『三文ゴシップ』を買いました。
アサホウキがアルバムを聴くと、大抵、1~2曲を凄く好きになってそればかり
リピート再生するのですが、このCDの曲は選べません。どれも好きです。
しかし、歌える気がしない。聴き役に徹するアサホウキです。

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当面の課題曲はCoccoさんの『ガーネット』。
カラオケで歌ったらボロボロでした。悔しい。
どの曲も(まだ出会っていない曲も)上手く歌えるようになりたいなぁ。

 明日もいい日になりますように


生きるのは難しい?

2010-07-03 22:23:56 | 旧カテゴリ)うつうつ


初めて王子(3台目のパソコン)から投稿!
AT●Kに慣れているので、変換の勝手が違ってちょっと書きづらいです。

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■ 日々を生きる 


思い起こしたくないことが急に思い出される「フラッシュバック」が一日一回はあります。
フラッシュバックが起こると、座椅子か布団で丸まってもやもやといらないことを考えて
しまいます。

  「どうしてあの時あんなことをしてしまったのだろう」
  「どうして考え無しに行動してしまったのだろう」
  「あんな失敗をするような自分はクズだ」
  「クズに明るい未来が拓けている筈はない」
  「私は一生何も生み出すことなく、死んでいくのだろうか」

相変わらずのネガティブ・シンキングですが、「死にたい」と思うこと(希死念慮)は
随分少なくなりました。
週2回の点滴の御蔭でしょうか。

いつまでも弟妹のお荷物でいるのは心苦しいのですが、卒業できる見込みも働ける見込みも
今のところはありません。
出来るのは、自分を殺さずに毎日を生きていくことだけです。

  明日や来年は 当たり前なんかじゃない (倉橋ヨエコ『ジュエリー』)

 

【処方箋(2010年07月03日現在)】

※()内は1日の投薬量。

・リスパダール錠1mg (3錠)
・フルメジン糖衣錠1mg(6錠)※増量
・テノーミン錠25mg   (2錠)
・コンスタン錠0.4mg  (3錠)※増量
・エビリファイ錠6mg   (3錠)※増量
・メトリジン錠2mg    (4錠)
・リズミック錠10mg   (2錠)
・アーテン錠2mg    (2錠)
・リスパダール内用液1mg/mL(1包)
・酸化マグネシウム1.2g    (1包)
・塩化ナトリウム1g       (3包)
・ジュンコウ四物湯2.5g     (2包)
・オースギ桂枝加芍薬湯2.5g (2包)

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■ 本 


ブクログに4冊追加しました。
※レビューを書いてあるものと書いていないものとがあります。
※ブクログには読了順で、下記のリストは著者順ですので、順番が異なります。

アサホウキの本棚を見る? → 

・北村薫   『詩歌の待ち伏せ』下巻
・北村薫   『続・詩歌の待ち伏せ』
・美川べるの 『美川べるのの青春ばくはつ劇場』第5巻(最終巻)
・美川べるの 『ストレンジ・プラス』第10巻

***

「4巻買う前に5巻が出ちゃったよ~」と思っていた『青春ばくはつ劇場』ですが、
本棚をあさったら4巻がちゃんと出てきました。
ブクログにも登録していました。
買ったことすら忘れていたので、内容も忘れていました。
そういえば、『くるねこ』も4巻を持っているのに内容は忘却の彼方だったなぁ。

***

北村薫さんの『詩歌の待ち伏せ』は上下巻並びに続編を読み終えました。
一気読みです。大変面白かったです。

或る作品を読んで、何かを思い出す。
その繋がりがパッと出てくるようになるには、何をどれほど読めばいいのでしょうか。
見当もつきません。手当たり次第に読んでいくしかないのかな。

森見登美彦さんの『夜は短し 歩けよ乙女』で披露された
「あの本とこの本をつなげてみようか」という試みにも度肝を抜かされました。
(文庫版だと110ページです。)

***

恩田陸さんの『夜のピクニック』を借りてきました。
まだ本のリズムというか波というかに乗れなくて、なかなか進みません。
けれど、一回波に乗ったらスイスイ読めそうな気もします。

作中では、高校生たちが主人公ですから、お喋りの中に恋愛話も出てきます。
それが読む速度を落としている理由の一つかもしれません。

アサホウキは、高校生の頃も、それから十年経った今も、恋愛話が不得手です。
嫌いではありません。友達とそういう話になったら興味深く聞いています。
けれど、誰と誰が付き合ってるとか、別れたとか、そういう情報を収集するのが苦手で、
たまに(頻繁に?)地雷を踏んでいます。
人間観察力や分析力も並以下なので、この人とあの人はお似合いとか合わないだろうとか、
その言葉の裏にはこんな心情が隠れているのではと推測するのも苦手です。
その結果、恋愛話をしていたら聞き役に徹し、自分から意見を発することが出来ません。

ちょっと情けないですね。

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本を読んでいてその本の波に乗れないときは、一旦本を閉じて、宮城谷昌光さんの
『春秋名臣列伝』『戦国名臣列伝』を読むことが多いです。

宮城谷さんの作品は、登場人物が生き生きとしているのに生臭さが感じられません。
読むとスッキリします。
作品に血が通っていない訳ではありません。
心臓から送り出されたばかりの動脈血が流れているように思います。
ただの綺麗な動脈血ではなく、心の中を巡って悲しみや怨みを溶かしこんだ静脈血が
濾過され、純化された動脈血だと思うのです。

上記2冊は中国の春秋・戦国時代を彩った名臣たちを少なめのページ数で紹介する
本なので、読むのを止めて元の本に戻るタイミングが掴みやすくて便利です。

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07月12日から大学生協の本屋で「文庫・新書フェア」が催されます。
今回は宮城谷昌光さんの『風は山河より』の文庫版(全6冊だったかな?)を揃えようと
思っています。

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節約月間の06月が終わりました。
しかし、06月中は買うまいと思っていた美川べるのさんを2冊も買ってしまった…。
「文庫・新書フェア」もあるし、国民年金も払わないといけないので、
新旧パプワはもう少し我慢します。

体重メキメキ増加中。


 明日もいい日になりますように