糖鎖とは、体の機能、細胞のアンテナ、免疫、脳神経、しわたるみ、など若返りのもととなって体をコントロールします
腸内細菌の働きが子どもの脳や免疫に直接影響を与えることが分かって来ました。糖鎖が大きなカギを握っているといわれていますが、まずここでは腸内細菌の研究論文を紹介します。
栄養失調の子供が“追い付けない”理由
「Nature」誌に6月4日付で発表された研究論文によれば、栄養失調の乳幼児の消化管では微生物の生態系が 確立されていないという。現在の治療法では、この生態系を成熟させることはできないようなのです。
ワシントン大学で腸内微生物叢の研究を行うジェフリー・I・ゴードン (Jeffrey I. Gordon)氏は、過去に栄養失調だった子供が低身長や免疫の問題、知的障害を抱える理由の説明になるかもしれないと話す。 また逆に知的障害は腸内微生物を増やすことによって改善されるかもしれないのです。
「現在の治療法には何かが足りない」。ゴードン氏は新たな治療法として、栄養補助食品をもっと長く食べ続けること、体に良い影響を与える微生物プロバイオティクスのサプリメントを摂取することを提案している。
子供の腸内微生物叢と免疫系、脳は同時に成長しているようだとゴードン氏は話す。子供の成長とともに腸内に形成される微生物叢の健全な状態がわかれば、 栄養失調のような健康状態に陥っているとき、何が異常かを解明でき、治療法の改善につながるはずだとゴードン氏は期待する。
「われわれ人間の成長は微生物叢の成長を伴う。生まれてからの変化を見守り、正常な状態を把握しなければならない」とゴードン氏は話す。「われわれが健全に成長し、すべての潜在能力を引き出すには、おそらく腸内微生物叢の健全な成長が必要なのだろう。いやそれなくして健全な脳の発達は考えられないのです。」
生まれたばかりの赤ん坊の消化管に微生物は存在せず、生後2年をかけて微生物のコロニーが形成される。この微生物が生涯にわたって健康に影響を及ぼしている可能性が高い。 発達障害で何かがおかしいと親が気付くのも2才前後となることが多いのです。幼児期の腸内善玉菌の定着に問題があることがほとんどだと言えます。
ゴードン氏の研究チームはまず、バングラデシュの健康な子供50人を対象に、生後2年にわたって月1度のペースで便の試料を採取した。その結果、24種の微生物の組み合わせを見れば、微生物の生態系の成熟度を予測できるとわかった。
健康な子供の場合、下痢になると微生物の生態系はいったん崩れるものの、すぐに回復すると、論文では述べている。 下痢や便秘を繰り返すことは、腸内環境が不安定になっている証拠でもあるのです。
ゴードン氏らは次に、栄養失調や下痢で入院している乳幼児64人の便を調べた。子供たちは1~2週間にわたって抗生物質と栄養補助食品を摂取し、その後、家族に栄養補給の方法が指導された。
ところが、もともと崩れていた微生物のバランスが最初に少し改善しただけで、その後はほかの子供に大きく水をあけられているとゴードン氏は話す。 このことは、最初に提示した「栄養補助食品をもっと長く食べ続けること、体に良い影響を与える微生物プロバイオティクスのサプリメントを摂取すること」を改めて考えてみることが必要なのです。
「食事だけで改善させるのは無理なようだ」
※プロバイオティクス:善玉腸内細菌
プレバイオティクス;腸内細菌のエサとなるもの
Karen Weintraub for National Geographic NewsJune 5, 2014
取組の紹介
1、糖鎖の原料8種の特別な糖を配合した製品(味なしパウダー)
WHO(世界保健機関)の純度と安全性の認証クリアー製品
2、糖鎖の吸収を助ける顆粒状(スティック)の食べやすい製品を紹介します。糖鎖の吸収という観点から特別に選ばれた6種類ものプロバイオティクスを配合。さらに2種類のプレバイオティクスを配合 (フラクトオリゴ糖、アカシアガム、乳酸菌、ビフィズス菌、ヨーグルト粉末などを含む)
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