長旅のまえに

好きなだけ、存分に、思ったまま、怒涛のように書こう

チョコレート

2024-01-04 13:31:18 | 日記
スーパーやコンビニで買えるチョコのなかでダースのビターが一番好きだ。期間限定のダースも楽しみ。

今までで一番のお気に入りはオレンジピール入りのビターダースである。
コンビニで見つけると買い占める。
私の財力でも可能な買い占めだ。

今回の限定ダースもとても美味しい。
塩気が効いてる。
このしょっぱさはビターでは生きないだろう。
私はビターが大好きだけどホワイトチョコレートの甘さと塩気が絶妙でとても美味しい。

「それ、一粒千円よ」と手渡された日本初上陸のチョコレートブティックのものより美味しい。
高級品の味がわからない庶民なのだとしてもそれはそれでいい。

だって本当にこの味が気に入ったのだもの、期間が終了してしまう前にまた買おう。

Gパン

2024-01-04 07:20:23 | 日記
今朝のお供はこの本。
写真だけをパラパラと見ている。

ジーンズが子供たちの世界にも憧れとして浸透してきた頃の話だ。
ある日、クラスメイトが顔に青アザをつけて登校してきた。
お年玉でGパンを買いたいと言ったら「この売女!」と殴られたのだ。

売女?意味もわからなかった。
そして辞書で調べてショックを受けた。
後日、いろいろとわかったことがある。
彼女の継母はおしゃべりだった。

最初の妻は色っぽくて魅力的だったこと。
娘が妻に似てきたこと。
その妻は他の男性と駆け落ちしてしまったこと。

継母が許せなかったのは前の妻を憎みながらまだ愛していること。
私がその女の残していった子を育ててるのに。

「Gパン」「かけおち」「売女」がどう繋がるのかはわからない。
父親には許せなかったのだろう。
酒乱ぎみであったのも知っている。

彼女に最後にあったのは銀行だった。
彼女はカウンター内にいた。
父親の元をさり母親に引き取られたのだという。

愛憎もジーンズも一筋縄にはいかない。



ファミマスイーツ

2024-01-03 12:22:39 | 日記
求肥の和菓子が食べたかった。
「おたべ」の求肥を見つけた。ファミマスイーツである。
なかは生クリームと苺。
私には少し量が多いけれど求肥の厚みが嬉しい。

食べ終えて満足したけれど今度は塩気が欲しくなる。
ポテトチップスを開けようか悩む。

ポテトチップスを開けたらきっとコーラが飲みたくなるだろう。
平和な連鎖だ。
心の奥でチクリと痛みを感じた。

折り紙合戦

2024-01-03 06:33:55 | 日記
下戸の私は飲み会が苦手だった。
出だしは良いとして皆が酔ってくるとハイテンションに取り残される。
ただ1度飲みに来て良かったなと思った事がある。

隣のテーブルで「誰が一番たくさんの角を折り紙で作れるか」と競いあっていたのだ。
お互い顔馴染みではあるらしいが別々のメンバーとやってきてなんとなくそんな流れになったらしい。
「松下」「キャノン」「ソニー」に東北大学の教授が参戦していた。

飲み会の様相はないがお酒片手になのだから研究室とも異なっているだろう。
それぞれのメンバーもそれぞれを応援する。
奇妙な店内になった。

私は一番複雑なモノといえば鶴でしかない。
折り紙の本を見ても複雑だと途中で投げ出す。
この人たちは自分の頭で考えて折っているのだと不思議だった。
しかも各自が似ていない。
スタート地点の発想からして違うらしい。
家電は折り紙で産み出されているのか?
まさかね。

俺様系

2024-01-02 10:53:35 | 日記
その子の恋人は俺様系だった。
東大生の俺様がおまえのような三流女子短大の女と付き合ってやってるんだと露骨にいい放つ。

彼女は俺様彼氏の部屋に通い掃除、洗濯、作りおきの惣菜まで冷蔵庫に入れていた。
威張り散らされても流せたし料理作りは大好きだった。
周りの友人たちは騙されてる、利用されてる、就職したら捨てられると忠告の嵐であった。

たまたま東大生だっただけあんなに威張る男なんて東大生だってモテないよと笑っていた。
忍耐強い女の子でもあったのだ。

ある日俺様彼氏がいつもの論理で容赦なく彼女を攻撃してきた。
毎度の止めは「鍵を置いて出ていけ」であった。
いつもならここで彼女がご機嫌とりをしてくれる。

が、この日は違った。
テーブルに鍵を置くと「わかった」と一言。
彼女は玄関に向かった。

俺様彼氏は呆然自失。
やっと絞り出した言葉は「ま、まて。まて、まて、まて」であった。
言葉巧みな理論派がである。

俺様彼氏の幸運は冬であったこと。
ブーツをはくのに彼女が手間取ってたのだ。

俺様彼氏は恋人を愛していたらしい。
利用なんてしていなかったらしい。
不器用な愛しかたしかできないだけらしい。

就職が決まったときプロポーズされた。
「入籍して家族手当てと住居手当てをもらった方が独身でいるより得だからな。結婚しよう」

独身寮に入るより結婚したほうが楽だからだよと周りは囁きあったけれどもしかしたらあの俺様彼氏は心底、惚れているのかもしれない。
彼女無しでは生きていかれないと心の何処かで知ってる。