昨日、ダンナの友人の八重山の方(沖縄ですよ~)にお目にかかりました。
がたいのよい兄さんと、コロコロ笑うかわいい妹さん。
八重山のよいものを本土に紹介したいんだそうです。
第1弾はこちら ↓。西表のこだわりおじいさんのパイナップル。
1週間後に首の部分を切ってみて、ビール色に熟成したら食べ頃。今から楽しみです。
このパイナップル、現在は、完熟パイナップルとして西表のリゾートホテルで消費されているだけなんだそうです。
八重山ではJAが幅をきかせており、JAがひきとってくれないと、どれだけよい品でも販路がないんですって。
だからといって、こだわりおじいさんが自分で販路をみつけるわけでもなく、豊作だとおいしくても、捨てられる運命にあったパイナップル。
それをみかねた若者たちが八重山のためにたちあがった感じ、でしょうか。
ダンナと世田谷区のまちづくり学校で出会った私としては、「これぞ、まちおこし!」と、なんだかとても応援したい気分になったのです。
といいながら、実際にお助けで動いたのはダンナ。
今日は、日本橋の某老舗果物店(Sびきや)にいる、これまたダンナの先輩にヒアリング。
結論からいうと、ビジネスにするにはまだまだ課題が大きそう。
- そもそも、パイナップルにいくら払ってくれるか?一般にパイナップルは安物(200-300円)のイメージ。加えて、食べにくい、売りにくいイメージである。
- 現地で完熟パイナップルを食べる、というのではなく、輸送費をかけ、食べ頃を考えて、わざわざ高級八重山産パイナップルを買ってもらうだけの付加価値が必要。
- 山形のラフランスや佐藤錦、岡山の清水白桃、愛媛のせとか、のような、わざわざ買うフルーツになるためには、ブランディングをしないと。
- 利幅を確保するためにも、誰かに売ってもらうのではなく、自分でブランディングしながら売っていく方策をまずは考えるべきではないか。
Sびきやの先輩、なかなかよいことを指摘してくれました。感謝です。
とはいえ、ブランディングも簡単じゃありません。
- たとえば、この桃農家のような直販はどうだろう?HPにいろいろ思いを伝えられるのでは?
- 実は、おやま(山梨)で桃をさがしていてこのHPに当たりました。よさそうでしょ?まず注文してみました。どんな桃がくるか、これもまた実験です。
- HPの認知も高めなくちゃね。猫ブログだって、ランキングにでも参加しないと、なかなかアクセス件数増えないしね(自分の経験)。
- 認知を広げるには、沖縄物産展にでるのもよいかも。ちゃんとサンプリングして、おいしいことを知ってもらう必要もありますね。
寝ぐるしい夜は、ベランダのソファでお茶を飲みながら夫婦で議論中・・・。
毎日ドライでいると、身体に悪そうだけど、逆に眠れなくなりそうだなあ。
そうそう、このカップ ↓ も沖縄の焼き物なんですって。
沖縄って、台湾とか大陸に近いから、焼き物がさかんなんだそうです。
そういえば、シーサーも焼き物でしたね。
職人さんが下絵なしに掘る、いわゆる伝統工芸なんだそうですが、1個2200円は県内では需要が少なく、そうすると技術も継承されないので、県外での販売を通じて、需要を確保、文化を継承したいとのこと。
その心意気、ちょっと応援したくなりません?
地方にはきっと、おいしいものやいいものがたくさんあって、でも販路がなくて売れなくて、そして人がいなくなって町が衰退してしまっているんですね。もったいない。
八重山LOVEの兄妹みたいな人が、まちを支えて、幸せに暮らせると本当にいいよね。
がんばって!お二人のような人がまちづくりの本当の担い手なのだから。
こういうネタ、興味のある方がいらしたら、いろいろコメを書いてくださいな。
今日はちょっと応援したい気分なのでした。
ところで、うちの猫兄妹はというと・・。
くつろいでいるトト兄さん。 ↓
兄さんのしっぽを狙うメイたりん ↓ 。
そーっと近づいて・・
「にゃにか?」
「???」
猫のしっぽって、敏感じゃなかった?
メイたりんは、トトのしっぽLOVE、トトはそんなメイたりんをかわいがってる感じ。
こちらの兄妹、暑くても元気ですごしてます!
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