ここ数日の愚図った空模様が嘘のような、真っ青な快晴の下、
African Festa 2007へ行って来ました。
会場は日比谷公園の小音楽堂と噴水広場を囲む
比較的コジンマリした広さで、アフリカ大使館、フード、NGO、ステージと
整然とエリア分け。友人情報では『以前行ったけれど・・・』とちょっとポイントの
低いイベントと聴いていたので期待は薄めで行きました。
其の甲斐あって?天気のよさと心地よい風、食べ物の充実度で
オイラ的にはポイント高いですがねぇ~。
普段は【入らないでください】の芝生のエリアも解放しています。
さ~て、お決まりの【とりあえずBeer】は【TUSKER(タスカー)】
アフリカはケニア醸造所で造られているスーパープレミアムビール。
麦芽風味がしっかりとあるビールで爽やかでドライなテイスト。
カラメル、コーンの甘味ある香り。苦味レベルは低い。
シャープな口当たりだが、後口は水のように軽くて
飲みすぎ注意。
大使館エリアから散策開始。
ご存知の通り、アフリカは広大ですが幾つもの国が犇いています。
在日の大使館を置いている33の国のブースに
色鮮やかな民族衣装の方が御立ちになり
自分の国の特産品やら観光やらを紹介しております。
女性の服が多いですね。それと珈琲豆。やっぱりな感じです。
あいにく、ミル付きの珈琲メーカーが壊れてからは
粉でドリップしか出来ないので残念ながらスルーしました。
オーガニックの美味しそうな銘柄もあったのですが・・・・
コチラは【エチオピア・コーヒー・セレモニー】
その場で焙煎し作法にのっとり淹れてくれます。
それをゲストも作法にのっとり頂きます。
簡単に言うと【コーヒーの野点】になるかな。
エチオピアではメジャーなことで
カフェなどでもコーヒー・セレモニーがあるそうです。
こちらはモロッコのミントティー。
無表情の店主が真剣な眼差しでゲストに一杯づつ注ぎます。
こちらも緊張して観てしまいます。。。。(@_@) ジーッ
小さなお子様向けには【アフリカンなお面】の教室が。
なんてことないんだけれど、絶妙な配色とか雰囲気とかありますよね。
こちらは日本人スタッフだけで頑張っていましたが
アフリカンな人たちのDNAに組み込まれた色彩感覚を
披露して欲しかった。
大人には【ギニア・ダンス】のワークショップ。
年齢層は広くて普通のカッコの人が多かったのが意外。
みんな熱心で楽しそうでしたね~~~
テントの下でもったいない。空の下こそ似合うのに・・・
ありました。オリーブオイル。これも、例のパレスチナがあるのでスルー。
しかし、其の横の無添加・赤唐辛子ペーストは買いましたよ~~~~
試食してみましたが辛い上に不思議な味。
どうやらコリアンダーと岩塩の味わいが
アジア系とは一味違うので良いかも。
で、お替りBeerは【コーヒー・アロマ・ビール】
ルワンダのコーヒーを使っています。
ま、黒ビールっすね。オイラも家で冷めたコーヒーと
Beerを混ぜたりしてますのでビックリするほどではなかったな。
でも、苦味が合うんですよね、コーヒー+Beerって。(当たりまえ?)
小腹も空いてきたのでフード・エリアに突入。
こちらも各国ブースに分かれての出店。
数あるお店からマズ、選んだのは
超が付くほどメジャーな【クスクス】。
パラパラの極小のそぼろ状のパスタをスープで蒸して
トマト味のソースを。あっさりしているし触感も軽いのですが
後から腹にたまる感じ。
そうとは気づかず隣の【ブリック】も。
コチラはチュニジアの春巻き。
まさに春巻き風の皮に少量の具と生卵を丸ごと入れて
サッと揚げるだけ。卵は半熟で良い加減。
シンプルながら感激の一品でBeerに合いますね~~~(≧∇≦)/
なんせ揚げモノで卵。お口直しに絞りたてのみかんジュース。
オジサン、絞る×絞る!!
腹ごなしも終わり、うろつきました。
手ごろな広さの会場をグルグルと何周したことか。
人が多くなり、ゆっくり歩くようになると見逃していたブースも
改めてゆっくり観たりして。NGOエリアなどは丁度いい感じです。
アフリカは慢性的な貧困が続いています。
いろいろな考え方や方法でそれらの国、特に弱者である
子供や女性への支援が急務です。
オイラも含めて、あまりアフリカが知られていない現状で
。
2005年には
LIVE8などの世界的なイベントもありました。
まずは参加して観て楽しんで感じてください。それからアクションをおこしてください。
寄付や義援金も一つの方法でしょう。植樹やフェアトレードもいいと思います。
自分にあったスタイルで少しでも応援してもらえればと思います。
どこでもBeatが刻まれていた。
あちらこちらで湧きあがるBeatは
みんなをハッピーにした。
体が動き出すんだ。
大地に叩きつけ、
跳ね返って宙に飛んでいく!