ととちーのブログ

てきとーに書いてきます。のんびり、ゆったり。

2020/04/27

2020-04-27 06:10:26 | 日記
哲学を学んで ~自由ってなんだ?~

去年、私は哲学を大学の講義で学んだ。
歴史とか、人物とかは頭には入ってないんだけど、「なぜ?何?」から始まっていくものは面白かった。

コロナで自粛という日々が続いていますが、あるひとりの男子大学生の話を読んで(聞いて)くだされば幸いです。

自由というのはある意味「罰」であるということ

自由というのは、選択を迫られているのであって、「選択をしない」ということも選択をすることになっていくのである。

緊急事態宣言が出され、大学の開始時期が伸び、更にバイト先は休業となり、「自由」になった。たしかに、私は自由を手に入れた。

しかし、自由であっても「する」ことが見つからない、選択肢が消えていく。しかし、選択をしなければならない=何かをしなければならない(なにもしないということも選択をするということ)

ゲームをしても飽きてしまう、絵を描いても飽きてしまう、パズルをやっても飽きる。なにもしていない時間も飽きてしまう。

この連鎖が「自由」という「罰」へどんどん入っていくことになる。

私がたどり着いた先は、「虚無感」だった。選択肢が消えていっても、選択しなくてはならないということが消えていかない。このことは、やるせなさを生んでいく。

まわりはきっと「贅沢だ」と言うかもしれない。その通りである、贅沢である。

しかし、人と会話をしないということ、選択肢が消えていくということは、なんとも心が貧しくなっていくのである。
隔離されていく、狭くなっていくということは罰であるのではないか。

はやく、学校に行きたい。
バイト先に行きたい。

そう思えることがいかに恵まれているか、ということもまた噛み締めなくてはならない。

全てが自由な世界を私は望まない。





最新の画像もっと見る