心の琴線に触れる記事を見つけた。[2018年7月24日 朝日新聞・井森美幸さんの観戦記]
思いが伝わった9回のスイング
創価高校・硬式野球部 藤井隼選手
「カキーン」っていう金属バットの音、良いですよね。「夏が来た。」という感じで、
初回、創価が浪川君のホームランで2点を先取、打球、結構伸びましたね。
今日は両チームのエースが先発、さすがベスト8、締まった試合ですね。
日大鶴ヶ丘の勝又君はエースで4番なんですね。漫画みたい。
応援曲はアフリカンシンフォニーですか。打ちそう。打ったー。
毎年、夏の甲子園が終わると「甲子園ロス」になります。
少しやる気がなくなるというか、「何を生きがいにすれば良いんだろう。」ってなる時期がある。
高校野球の応援曲を集めた「ブラバン!甲子園」のCDを買って、車の中でいつも聞いています。
これで一年中仕事を頑張れます。
7回、ライト前ヒットで2塁ランナーがかえって日大鶴ヶ丘が追いつきました。
3塁コーチャー、ナイス判断、でも・・・ 創価も良い返球でしたね。
8回には日大鶴ヶ丘が勝ち越し
創価の二塁手の藤井君は、9回の打席でその前のミスを「何とかバットで返したい」という
思いが伝わるスイングでした。
試合終了、この涙を見ると何とも言えない気持ちになりますけど、これが高校野球なんですよね。
きっとここに来るまでに、藤井君のヒットやファインプレーで勝った試合があったと思います。
責任を背負い込まず上を向いて、藤井君にはぜひ次のステージで野球を続けてほしいです。
どっちも勝たせてあげたいですけど、勝ち負けがあるから成長もある。
負けても、人の痛みが分かる人間になれると思うんですよ。
子供の頃から見てましたが、30歳、40歳を過ぎてから見る高校野球は違います。
私は高校生の時は仕事をしていたので「こんな夏、過ごしたことなかったな。」と
自分の人生と照らし合わせてしまいます。
夏の高校野球は負けたら終わり。
地方大会は1回負けただけで甲子園に行けない。
だからこそ、夢中になるのかな。
きょうもまた、高校球児から学びました。
捕る 当てる 正確に投げるをカンタンにできるすごい能力の高い選手でしたね
しかしそれよりもピッチャーにほかのバッターにアドバイスする姿をたくさん見る熱い選手でしたね
次のステージでもこのブログで見れますように🙏
コメントを頂戴し、ありがとうございました。
仰る通り、まさに鉄壁の二遊間でした。
また、最後の夏には藤井選手は6番を打ちましたが、
1番や2番を打って、浪川選手や菊地選手につなぐサイコーのチャンスメーカーでもありました。
門脇選手とともに、打って、守って、ボールを選んで歩き、さらには走って、送って・・・ と野球を良く理解し、
ベンチが絶大の信頼を置いていた選手たちだったと思います。
次のステージでの活躍に期待が膨らみますね。
走攻守、全てにおいてレベルの高い選手でした。鳥肌が立つほどの彼の守備は忘れられません。
感動をありがとう。
コメントを頂戴し、ありがとうございました。
若い選手に職人だとか、いぶし銀だとかという例えは適切ではありませんが、
前に後ろに、右に左に安心して見てられる最高の二遊間でした。