誓球の空 - since 2001 -

昭和43年盛夏、初めて出会った人生の師匠は云った。
未来に羽ばたく使命を自覚するとき、才能の芽は急速に伸びる。

epilogue 2018 西東京大会 藤井隼選手

2018年07月24日 | 青藍の譜2016-2021

心の琴線に触れる記事を見つけた。[2018年7月24日 朝日新聞・井森美幸さんの観戦記]

思いが伝わった9回のスイング
創価高校・硬式野球部 藤井隼選手


「カキーン」っていう金属バットの音、良いですよね。「夏が来た。」という感じで、
初回、創価が浪川君のホームランで2点を先取、打球、結構伸びましたね。
今日は両チームのエースが先発、さすがベスト8、締まった試合ですね。

日大鶴ヶ丘の勝又君はエースで4番なんですね。漫画みたい。
応援曲はアフリカンシンフォニーですか。打ちそう。打ったー。

毎年、夏の甲子園が終わると「甲子園ロス」になります。
少しやる気がなくなるというか、「何を生きがいにすれば良いんだろう。」ってなる時期がある。
高校野球の応援曲を集めた「ブラバン!甲子園」のCDを買って、車の中でいつも聞いています。
これで一年中仕事を頑張れます。

7回、ライト前ヒットで2塁ランナーがかえって日大鶴ヶ丘が追いつきました。
3塁コーチャー、ナイス判断、でも・・・ 創価も良い返球でしたね。

8回には日大鶴ヶ丘が勝ち越し
創価の二塁手の藤井君は、9回の打席でその前のミスを「何とかバットで返したい」という
思いが伝わるスイングでした。
試合終了、この涙を見ると何とも言えない気持ちになりますけど、これが高校野球なんですよね。

きっとここに来るまでに、藤井君のヒットやファインプレーで勝った試合があったと思います。
責任を背負い込まず上を向いて、藤井君にはぜひ次のステージで野球を続けてほしいです。

どっちも勝たせてあげたいですけど、勝ち負けがあるから成長もある。
負けても、人の痛みが分かる人間になれると思うんですよ。

子供の頃から見てましたが、30歳、40歳を過ぎてから見る高校野球は違います。
私は高校生の時は仕事をしていたので「こんな夏、過ごしたことなかったな。」と
自分の人生と照らし合わせてしまいます。

夏の高校野球は負けたら終わり。
地方大会は1回負けただけで甲子園に行けない。
だからこそ、夢中になるのかな。
きょうもまた、高校球児から学びました。

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4 コメント

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かなめ (はなこうめ)
2018-07-25 07:58:50
鉄壁の二遊間 職人 そんな三年間だと観てました
捕る 当てる 正確に投げるをカンタンにできるすごい能力の高い選手でしたね
しかしそれよりもピッチャーにほかのバッターにアドバイスする姿をたくさん見る熱い選手でしたね
次のステージでもこのブログで見れますように🙏
Unknown (誓球の空)
2018-07-25 19:54:20
はなこうめさま
コメントを頂戴し、ありがとうございました。

仰る通り、まさに鉄壁の二遊間でした。
また、最後の夏には藤井選手は6番を打ちましたが、
1番や2番を打って、浪川選手や菊地選手につなぐサイコーのチャンスメーカーでもありました。

門脇選手とともに、打って、守って、ボールを選んで歩き、さらには走って、送って・・・ と野球を良く理解し、
ベンチが絶大の信頼を置いていた選手たちだったと思います。

次のステージでの活躍に期待が膨らみますね。
ありがとう (電光石火)
2018-07-26 16:51:00
藤井隼選手、最高のセカンドでした。
走攻守、全てにおいてレベルの高い選手でした。鳥肌が立つほどの彼の守備は忘れられません。
感動をありがとう。
Unknown (誓球の空)
2018-07-26 20:19:00
電光石火さま
コメントを頂戴し、ありがとうございました。

若い選手に職人だとか、いぶし銀だとかという例えは適切ではありませんが、
前に後ろに、右に左に安心して見てられる最高の二遊間でした。

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