誓球の空 - since 2001 -

昭和43年盛夏、初めて出会った人生の師匠は云った。
未来に羽ばたく使命を自覚するとき、才能の芽は急速に伸びる。

epilogue 2017 箱根駅伝(一)

2017年01月03日 | 青藍の譜2016-2021

最後の箱根路で雪辱を果たした。
2日の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)往路(5区間107.5キロ)で
創価大のセルナルド祐慈主将(4年/富士宮西高出)が
4区(平塚-小田原、20.9キロ)で区間5位の力走を見せ往路9位に貢献した。

初出場した2年前は5区最下位でチームも総合最下位に終わり、
昨年は予選会で敗退
2年分の悔しさを込めた。

4年前、箱根駅伝の出場経験がなかった創価大に入学し、2年時に初めて予選会を突破した。
だが、初挑戦は個人、チームとも常連校との実力差を痛感

根拠のない自信だけだった。
このままではいけないと意識を変え、3年秋の主将就任後は先頭に立って引っ張ってきた。

7位で襷を受け、序盤から飛ばした。
13.2キロ地点で駒沢大の中谷圭佑選手(4年)に追い付き、追い抜きざまに背中を軽くたたいた。
3年夏に武者修行で参加した、駒沢大の合宿で友人になった。
レベルの高さに刺激され、今の自分がある。

中谷は尊敬する選手
苦しそうな姿を見て、一緒に上がっていこうぜと鼓舞した。
2人を抜いて5位に浮上、屈辱の2年前から成長した。

卒業後は富士宮市役所に就職し、第一線を退く。
3日の復路は学生駅伝の集大成
仲間を信じていると悲願のシード権(10位以内)へ声援を送る。


                                          心の琴線に触れる記事を見つけた。
                                          [ 2017.01.03 静岡新聞 ]

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