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ダムの奏でる

高瀬ダム

高瀬ダム

 ロックフィルダム

 信濃川水系高瀬川 信濃川水系高瀬川

訪問日 2023/5/2

 

 日本で第2位の堤高を誇る、176mは1位の黒部ダムに10m及ばない。このダムに行くためには、ダム下から4km下流にある七倉山荘から公認タクシーに乗るか、歩くしかない。車で行って、ちょっと見てくるという訳にはいかないのです。

 昨年11月末に七倉山荘前まで来ましたが、タクシーのシーズンは終わっており、歩く準備をしていなかったので引き返したのでした。今回は、しっかり歩く準備をして第2位に挑みます。
 午前9時、七倉山荘前の駐車場に到着。大型連休中ですが平日ということで空いておりました。タクシーがドアを開けて待ち構えていましたが、近寄らないように歩き始めます。

 ゲートを越えてすぐ、下流に七倉ダムの上流面が見えました。これは前回気付かなかったと撮影。最初の山の神隧道は1.2kmの直線。狭い歩道を懐中電灯を手に歩きます。谷あいの風景を楽しみながら約1時間、4つ目の隧道を抜けたところで、堤体が目に飛び込んできました。

 デカいねぇ! ついに来ました高瀬ダム。しっかり見せて頂きます。分岐路を左にダム下へ行きます。
 右岸のスキージャンプ式の洪水吐導流部を含めて堤体を撮影しようとすると広角レンズに収まりません。
 ここから天端まで歩いて上ります。撮影しながらゆっくり1時間かかりました。
 ダム湖『高瀬ダム調整湖』はエメラルドグリーン。堆砂が進んでいて白く見えるところもあります。右岸の洪水吐ゲートを見てから、天端中央のベンチで昼食。この風景を独り占め。左岸にある不動隧道の上の展望台から風景を眺め、隧道を超え不動澤橋(つり橋)からダム湖を望みました。土砂採掘用の重機も数台あります。
 ここまで見て大満足。引き返します。来た時に気付かなかった光景なども写真に撮りながら、下りの道は楽に歩けました。

 さて、ダムカードは七倉山荘で(一定金額のお買い物をすると)頂けるはず。ですが、鍵が掛かっていて開きません。営業中の看板出ているのに。意を決して山荘のインターホンを押します。どうやら休憩中だったようです。開店までしばらく時間があるようでしたが快く開けていただきました。ダムカードゲット。

 1979年竣工ということは私が高1の時に完成したダムです。つい最近ではないですか。そういえばTV-CMで高瀬ダムという名を耳にしていた気がします。これがそのダムか。
 天候にも恵まれ、いいダムを見ることが出来ました。

 大町ダムにも少し寄って帰路に着きました。

 


七倉ゲート  改修されていた  山の神隧道の入り口はすぐそこ

 


山の神隧道、神澤隧道、仙澤隧道、そして源五郎澤隧道を歩くと、、、

 


堤体が見えてきた  分岐を左に進みダム直下へ

 


堤体直下  延々と空へ続くリップラップ

 


スキージャンプ式の洪水吐導流部  タクシーでいらした先客がお二人  人と比べるとダムの巨大さがよくわかる

 


九折の道を上る途中  左岸の下からカーブに番号が付いている  第2カーブは右岸の一番下  猿ものんびり

 


第2カーブから堤体を見上げる

 


ダム下から1時間  天端に到着

 


右岸から天端を見る  山が綺麗

 


100tあるという石

 


その横にある石碑

 


右岸からの上流面

 


洪水吐導流部を見下ろす

 


今は開いていない管理所

 


ゲートピアの横から

 


洪水吐ゲートの上流側

 


右岸からの下流面を見下ろす

 


ダム湖『高瀬ダム調整湖』

 


土砂採掘の作業中  重機の音が静かに響く

 


天端中ほどにある説明板

 


天端から下流方面を望む  下流面は道路で見えなかった

 


左岸展望台から下流面を見下ろす

 


左岸展望台からの天端

 


左岸展望台からのダム湖

 


不動隧道入り口とその上の展望台

 


不動澤橋からダム湖を望む  遥か向こうに槍ヶ岳?

 


さて、ダムを下ります  右岸から下流面を見下ろす

 


第5カーブからの下流面

 


第3カーブからの洪水吐導流部  昼過ぎて日が当たり撮影しやすくなった

 


七倉山荘まで帰ってきた  休憩中にもかかわらず快く開けていただきありがとうございました

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