ダムの奏でる

荒川ダム

荒川ダム

 ロックフィルダム

 富士川水系荒川 山梨県甲府市

訪問日 2023/1/14

 
 後沢溜池から二十分と少し、山の方向に車を走らせます。天下の名勝『昇仙峡』の脇をすり抜け、辿り着いたのが荒川ダム。名前だけ聞くと東京にありそうですが、山梨県の荒川です。
 下流面は西に向いているため日が当たる午後に訪れましたが、曇っていたのであまり関係ありませんでした。
 ダム湖『能泉湖』側から上流面を眺め、いったん天端を通り越し下流面を見ます。石の色のおかげで堤体が赤く見えます。その後に天端を歩き管理事務所を通り越し、左岸から上流面を眺めます。管理事務所でダムカードを頂き、ダムを後にして洪水吐導流部の下流に行き導流部を見上げました。たっぷり二時間半、見学いたしました。大きなダムだとたっぷり見どころがあり、歩く距離も長くなります。へとへとになってから帰路についたのでありました。
 この日は、重力式コンクリート、アース、ロックフィルの三種類を見たのだなぁ。
 

右岸からの下流面  赤く見える堤体
 

雨から乾きかけ
 

右岸からの天端
 

右岸からの上流面
 

天端中央の階段  下流面を見下ろす  立入禁止だけれど下りて行って堤体を見上げたい
 

天端からダム湖  雲の隙間から一点に日が当たっていた
 

左岸から下流面  ちょうど日が当たったところ
 

左岸からの天端
 

左岸からの上流面
 

自由越流式洪水吐
 

洪水吐導流部を見下ろす  副ダムが見える
 

左岸からの導流部越しの堤体
 

導流部を見上げる  真ん中にオリフィスゲートの吐口が開いている
 

左岸からの上流面
 

取水設備とその向こうの自由越流式洪水吐とオリフィスゲート
 

インクラインと取水設備
 

網場
 

上流の荒川大橋から
 

荒川ダム記念館のある広場から  記念館は開いていない様だ
 

右岸県道の北側にある監査廊入り口と看板
 

石碑
 

管理事務所
 

説明図
 

水利使用標識

コメント一覧

toshinobu-nikki
それぞれに歴史背景があるのですね。
match1128
荒川は江戸時代から流域の農家が堰を作り灌漑用水を取水していました。
ところが昭和に入り甲府市が近代水道整備のため、荒川での取水を目指します。そうなると既得取水権である灌漑用水に悪影響が出るため、その補償として建設されたのが丸山溜池(千代田湖)と後沢溜池です。
後沢溜池の管理者が荒川沿岸用水利用組合になっているのはそういう事情からです。
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