先日、本人の書面承諾なしの初の臓器提供というニュースがありました。
ただ、生前に提供の意思表示は聞いていたと家族が話したとの事です。
私はこれに関しては肯定派です。
中には本人の確実な書面での承諾関連物証なしで提供が当たり前になって
しまうのは危険と警鐘を鳴らしている専門家もいます。
なんで?
臓器を提供すれば提供した家族に報酬が支払われるというなら、よからぬ
思惑を持った家族の人たちですすんで身内の臓器を差し出す人たちが
たくさん出てくるかもしれないけど、今回のご家族の方たちは息子さんの
生前の意志を弁えた上で、どうか苦しんでいる人たちの役に立てて欲しいと
1時間以上かけてドナーコーディネーター話し合った上で提供したんです。
そこで「待て」をかける事は、そのご家族をもっと苦しめる事になると
私は思うのですが・・・息子は早死にし、生前本人が希望していた臓器は
もらってもらえないなんてことになったら。
長生きするために人間が勝手に他人の体をいじくりまわして寿命を操作する
というのは倫理に反している事かもしれませんが、それをすれば助かる命が
確実にあるとわかっていてソッポを向くほうが反人道的だと私は思ってます。
人の体をどうこうする事が道理に反するというならば、ブラックジャックの
言葉じゃないけど、医者ってなんのために存在しているのかわかりませんよね。
最近は人権だとか感情だとかを変な方向で勝手に解釈してしまっている風潮
がある気がします。
提供してもらう前に、家族の人たちと数時間じっくり話し合えば、おのずと
その家族の思いは伝わってくるはず。
自分たちには関係ないからさっさと臓器移植でも検体にでもまわしてくれと
言うような家族からの提供は却下すればいいんです。
私は今でも財布の中には初期時代のドナー提供カードが入っています。
本当にドナーカードが出た当初のものです。
それから何回かデザインが変わっているみたいですが。
我が家は家族ともこういうニュースや医療関係のドキュメントをみるたびに
死後については話し合っているのでお互いの承諾はすでに得ています。
うちはもうお墓も作らないことにしているので、母にいたっては骨の半分は
故郷の海に散骨して、あとは永代供養にまわしてくれと言われているし(苦笑)
実際、母方の両親のお骨の半分は大阪のとあるお寺で仏様の像となって
永代供養されています。
子供の臓器移植は今はたいがいアメリカで行うしか方法がありませんが、
実際アメリカはアメリカで、他の国からわざわざ移植に来られても困る
というのが現実だそうです。自分たちの国のドナー待ちの患者で精一杯
みたいで。
そりゃそうだろう。人口も日本とは段違いなんだから。
だから日本でもっともっと移植ができるようになることを願ってます。
【本日の夕食】
★鶏肉のオイスターソース炒め、茹でキャベツ添え
★冷製コーンスープ
