収入時に格差があっても、消費時におカネが広く分配されれば、所得の偏りはある程度修正される。 巨額な報酬でバンバン買いものしてくれれば、それは売る側の収入増になる。 そして、この連鎖がつながると、社会全体に広くおカネが分散していき、結果として多くの人たちの収入を増やす。
ところが、高度消費社会では、うまく連鎖の輪がつながっていかない。 金持ちはもちろん、普通の人たちでも、量より質を重視するようになるからだ。
高度消費社会とは、俗に言えば、超見せびらかし社会である。 見せびらかしに最適な商品といえば、高級ブランド品。 勘のいい人なら気がついたでしょう。 なぜ、うまくつながらないか。
今日は短いですが、読了ありがとうございました。 おやすみなさい。
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