エリも大学二年生になりました。
一年生の時の学園祭では、東京事変バンド、アニソンバンド、ラルクアンシエルバンドと3バンド掛け持ちでした。今年の学園祭では5バンド掛け持ちで、その中から DEEP PURPLE バンドをアップしました。
DEEP PURPLE はアマチュアロックバンドの登龍門で、その昔、高校生ロックバンドの定番でした。一番有名な曲は、SMOKE ON THE WATER で、この曲のイントロは楽器屋さんで弾いてはいけないという逸話があったほど超有名なイントロです。大学生になると、他のジャンルに方向性が変わる傾向があるので、DEEP PURPLE のコピバンは激減します。
大学生の DEEP PURPLE コピバンは、今となってはレアです。
DEEP PURPLE というバンドは天才の集合体です。特に第二期のメンバーは超強力で 、MACHINE HEAD というアルバムは最高傑作です。代表曲である SMOKE ON THE WATER やHIGHWAY STAR はこのアルバムに収録されています。
この曲を演奏技術的に軽視する人が沢山いますが、ここをしっかり練習しないとステップアップはできません。これらの曲をまずカンコピすることにより、演奏技術の基本が身につくのです。カンコピができたら次はアドリブで楽しみます。エリは中学生の時に DEEP PURPLE の有名な曲をほとんどカンコピし、今はアドリブで叩いています。
今回のライブは、小さな教室でのハードロックの爆音なので、音響的に難しいところがあります。特にドラムはアンプを使わないので、ドラムにマイクを立ててPAから音を出さないと音量負けしてしまいます。スネアは音量負けで一つ一つの音の粒がほとんど聞こえなくなります。スネアの高速連打をすると「ザー」とロールのように音がつながってしまいます。
スネア、タム、バスドラ、ハットと一つ一つマイクで拾って録音して編集すれば、音の粒がハッキリと聴こえます。今回はポータブル録音機の一発録りなので、タムがほとんど聴こえなくて、スネアは「ザー」です。
エリはブラウスのヒールで叩いています。DEEP PURPLE というハードロックの象徴的バンドをブラウス+ヒールで叩くドラマーは超レアです。映像もあるのですが、メンバーの許可がでないので、You Tube アップはしていません。
では、エリの二年目の学園祭ライブ DEEP PURPLE バンド を聴いてみてください。
ステレオイヤホンをご使用ください。
※ブログ引っ越しに伴い音源が削除されてしまいました。
「002C_131104_1313.MP3」をダウンロード HIGHWAY STAR
「003C_131104_1313.MP3」をダウンロード SMOKE ON THE WATER
「004C_131104_1313.MP3」をダウンロード BLACK NIGHT
「005C_131104_1313.MP3」をダウンロード BURN
BURN は「ザー」で何をしているのかよく分かりません。
YouTube 映像で、エリが BURN をどのように叩いているのか見ることができます。ク。この映像は上記学園祭ではなく、自宅の電子ドラムの映像です。
● BURN (DEEP PURPLE)
ステレオイヤホンをご使用ください。
ライブの音量バランスは非常に難しいのです。なのでプロの PA さんという職業があるのです。
なにはともあれ、全曲ともノリがあり元気で楽しそうで「よい!」
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そういえば、思い出しました!
DEEP PURPLE が10年くらい前に横浜文化体育館に来た時に、HIGHWAY STAR と BURN のスネアがほとんど聴こえませんでした。
プロ中のプロでも生演奏の音量バランスは難しいんですね。アルバム「Live In Japan」ではスネアの一つ一つの音の粒がハッキリ聴こえています。ロックバンドの生演奏の音響には限界があるということでしょうか。
余談ですが、この時の来日公演は、最盛期といわれる第二期メンバーで来るはずでした。当日、会場でチラシが配られ、ナント、そこにはリッチブラックモアが急きょ来れなくなって、知らないギタリストがヘルプすると書いてあるではないですか!
もしかして、最初からそんなシナリオだったのか、あるいはリッチが突然ヘソを曲げたか。リッチのいない DEEP PURPLE は DEEP PURPLE ではないのです。
超ガッカリでした (*´ω`)