以前日記でも挙げましたが、今回はベルギーに残るシトー修道会の廃墟、ヴィラーズ・アベイをご紹介します。
この修道院は12世紀中ごろに建築が始められ、13世紀には絶頂期を迎えたシトー修道会の修道院です。最盛期には広大な土地に、100人を超す修道士と300人以上の助修道士が暮らしていたのだそうですが、18世紀末にフランスの革命行政当局により廃止となり、競売にかけられたことで石材などの資材が剥ぎ取られて廃墟となって今に至っています。
今では天井が無くなった教会や宿舎跡の他にも、牢獄後や庭園などが美しい姿を見せています。
ベルギーからは途中ローカル線に乗り換えて1時間強、駅からは2kmほどの道のりを歩いて行かねばなりませんが、苦労しても訪問する価値は十分にある素晴らしい遺跡です。
芝生の緑が美しくて、ごろんとしたくなっちゃいますね。
tomtomさんもやってみた?
あぁ、確かに誰か寝そべっているみたいに見えますね。残念ながら実態は地面に置かれた荷物のようです。
でも、芝生の緑がとってもきれいで、思わず寝ころびたくなるのもわかります。