ヴェネチアの第19弾では、ヴェネチア本島からヴァポレットに乗ってブラーノ島経由で小1時間ほどで行くことが出来る
トルチェッロ島をご紹介します。
トルチェッロ島はヴェネチア法性の地とされ、ヴェネチアの人々が干潟の中の島に最も古くから暮らし始めた場所ですが、現在では
ヴェネチア本島やムラーノ、ブラーノ島と比べるとすっかり寂れた印象の島となっています。
ヴァポレットの船着き場からはトルチェッロ島の中心に剥けて運河沿いに一本道(路ジーナ通り)が続いており、この道を辿って石造りの
サンタ・マリア橋を過ぎると、7世紀に着工され、ヴェネチアで最古と言われるサンタ・マリア・アッスンタ聖堂の建つ広場へと到着します。
広場にはサンタ・マリア・アッスンタ聖堂のほかに、8角形のサンタ・フォスカ教会や、トルチェッロ州立博物館が建っています。また、
伝説によよると侵略者であるアッティラの王座であったとされる(実際はトルチェッロ島で治安管理にあたった治安判事の椅子らしい)石の椅子も
見ることが出来ます。
サンタ・マリア・アッスンタ聖堂の内部は最初の訪問当時は写真厳禁だったため(2回目の訪問で撮影したものは、後日ご紹介予定)写真がありませんが、
黄金色に輝きつつも荘厳な雰囲気を醸し出す聖母子像など素晴らしいモザイクが残されています。鐘楼からはサンタ・フォスカ教会の様子や、干潟の
景色を見ることが出来ました。
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