タロスの第4弾では、タロス遺跡を見下ろす丘の上に建つ、サン ジョヴァンニ ディ シニスの塔をご紹介します。
オリスターノ湾を見下ろすこの場所は、古くはカルタゴ人によってタロスのアクロポリスを建築するために選ばれています。
海抜 50 mに建つサン ジョヴァンニ ディ シニスの塔は、半径 28 km の海岸全体を監視し、サン マルコ、トッレ グランデ、
マルセディ、カポ フラスカ、デル セボ、モラの塔と視覚的に結ばれています。
塔自体は15世紀後半から末にかけてスペイン統治下の総督の元に建設されています。目的はおそらく絶妙な視界を有効に利用した
監視塔として、トーレ・アルマス(武器の塔)の役割を担っていました。
塔はオリスターノ湾に突き出したシニス半島の中ほどに建っているため、周囲の細くなった部位では、半島の両側の海は内海と外海
波の粗さが面白いほど異なった様相を見せています。
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