ブルージュの第3弾では、町を縦横に縫う運河の風景を中心にお届けします。
静かで落ち着いた古都ブルージュを彩る運河とその周囲の風景は、本当に美しく心に残ります。
運河のクルーズも盛んで、大勢の観光客が運河沿いの風景を楽しんでいます。
ブルージュの第2弾では、町の中心マルクト広場に隣接するブルグ広場に面して建つ聖血礼拝堂をご紹介します。
12世紀の十字軍によって、エルサレムからもたらされたという聖血を納めた礼拝堂は全体としてはロマネスク様式の2重構造となっており、礼拝堂はその2階部分となっています。
19世紀に増改築されたネオゴシック様式の礼拝堂内部はステンドグラスと組木模様を主体とした美しい空間となっています。
ブルージュの第1弾では、中世の香りが色濃く残るこの町の中心、マルクト広場をご紹介します。
ブルージュを象徴する鐘楼を中心に、州庁舎や切妻屋根の家並が立ち並ぶ広場はには一日中観光客が溢れ賑わっています。それでもブリュッセルの緊張した雰囲気に比べると、のんびりと落ち着いたムードが漂っているのはブルージュならではと思います。広場の中心にはブルージュの英雄とされるヤン・ブレーデルとピーテル・デ・コーニングの銅像が建っており、その足元にはゆったりと座って寛ぐ人々が集まっています。
ブリュッセルの第2弾では、観光名所として有名(世界三大がっかり名所とも言われていますが)な小便小僧や、その関連(小便少女や、小便小僧を模した…)、さらにお土産として人気のあるチョコレートのお店やレースのお店などを中心にお届けします。
ブリュッセルの第1弾では、ベルギーの首都ブリュッセルの中でも最も人気のあるグラン・プラスをご紹介します。
大きさにして110m×70mほどの長方形の広場は、ギルドハウスに囲まれています。広場の長辺には現在は市立博物館となっている王の家と、市庁舎が対峙しています。
以前日記でも挙げましたが、今回はベルギーに残るシトー修道会の廃墟、ヴィラーズ・アベイをご紹介します。
この修道院は12世紀中ごろに建築が始められ、13世紀には絶頂期を迎えたシトー修道会の修道院です。最盛期には広大な土地に、100人を超す修道士と300人以上の助修道士が暮らしていたのだそうですが、18世紀末にフランスの革命行政当局により廃止となり、競売にかけられたことで石材などの資材が剥ぎ取られて廃墟となって今に至っています。
今では天井が無くなった教会や宿舎跡の他にも、牢獄後や庭園などが美しい姿を見せています。
ベルギーからは途中ローカル線に乗り換えて1時間強、駅からは2kmほどの道のりを歩いて行かねばなりませんが、苦労しても訪問する価値は十分にある素晴らしい遺跡です。