TRPGはじめて物語

TRPGのプレイレポートやゲーム、アニメなど気になったことや感想などを独断と偏見でのたれ書いたもの

偽典・ロードス島戦記

2019年10月05日 18時10分31秒 | 妄想TRPGリプレイ

「この穴超えられない?」

「無傷で通りたいなら、鎧を置いていけ」

「随分と物騒な置いてけぼりだな……」

「よく、ランスさんは越えられましたね?」

「勢いじゃないかしら?」

「……時間的には、どうなっているんだ?」

「4ターン目でございます。

46を超えるには、あのおびただしいスケルトンと黒魔術師をなんとかしないといけません。

作戦会議するなら、次のターンに移ります。

鎧の着脱を待っていると1ターン経ちます」

「防具は捨ててけと?」

「ダンジョン攻略に金属鎧を持ってきた自分を恨めよ」

「そこの騎士にも言えよ!」

「初期所持金が200GPしかなかったからなぁ」

「このスーツメイルって、そんなに安いんですか?」

「国からの支給品です」

「俺も騎士になりたかった!」

「今更言うなよ……」

「……ところでスケルトンがランスロットを追ってこないの?」

「来ませんよ」

「おや?

と言うことは、あの魔術師っぽいフードに操られているってことなのかな?」

「それはわかりません」


まあ、罠があるから追っていけないだけだけどな(笑)


「なら、あの魔術師だけをどうにかすればいいだけか……」

「魔法使いなら、魔法を封じちゃうのは?」

「サイレンス(沈黙)とか持っていたっけ?」

「ふふふ……スリープが使えますよ?」

「そう言えば、精神使いか……風の精霊魔法は唱えられないっと……あ!?

ディストラクションがある!

これなら、魔法をどうにかできるぞ!」

「説明文読んで見ろ。

行動は阻害できるけど、魔法の発動は問題ないみたいだぞ?」

「でも、決まれば……あ、あかん「次の判定」で1ラウンドしか保たないや」

「じゃあ、眠らせる方向で良いですかね?」

「それは良いんだけど目の前の穴はどうするの?」

「鎧捨てて越える!

で、次の部屋に行ってやるぜ!!」


第4ターン

「で、俺が進んだとこまで行けるんだよな?」

「構いませんよ。その部屋に入ろうとすると目の前に暗黒が広がっています。

その闇の中からスケルトンの気配がします」

「まずターンアンデットかな?」

「神官らしいところは、初めて見るかも」

「そーいえば、ヒーリングは自分にしかかけてないなぁ」

「待った。不意打ちにはならないからイニシアティブを振ってくれ」

「しょうが無いわね……」ーー③……「あら?」

「待って、ここで【戦闘指揮】を使うよ」ーー50……「オッケー、その出目に+4だ」

「いやぁー、戦闘指揮があると安定するなぁ」

「ちっ一本足りないか……」

「じゃあ、俺がターンアンデット!!

邪悪よ、帰依され!!」

ーー49……

「直径4メートルか……

範囲は?」

「とりあえず、ダークネスかかっている所かな?

入口くらいだと思う」

「D6で決めるか……」

ーー⚀……

「1体崩れ去ったよ」

「ちっ見えないのが仇になったか……」

「じゃあ、私がまたウィスプでダークネスを消しますね」

「待って、抵抗に専念してダークネスの前に陣取ります」

「あ!そうか、ダークネスで見えていないのは、相手の魔術師も同じか!

では、私もランスロットに習います」

「む!?

ええっと……じゃあ、こっちだね……入り口からスケルトンが(コロっ)1匹出てきた。ランスロットに攻撃するよ」

ーー43……(スケルトンの命中率60−移動ペナルティとランスロットの回避で20以下TT)

「外れてるな?」

「……くっまだまだぁ!!

マインドブラストをーーあ!?

これ半径4m!?

ダークネスより狭い!!」

「厄介な魔法を持ってんな……

とりあえず、取り巻きのスケルトンをこの調子で潰していくか」(残りMP13)

「(くっ意外とダークネスが重い魔法だった……マインドブラストもあと3発しか撃てない……勝ち目がないなら、逃げようかな?)」

「GMが悶絶してるわね」

「もう次のターンでいいんじゃないか?」

「なら、イニシアティブを」ーー⑤……

ーー89……(無言で首を振る)

「こっちの先攻かぁ……暗闇から4体飛び出した。

ランスロットに3体、オデットに2体だ」

ーー86……Miss!?

ーー22……HIT!!

ーー55……Miss!?

「ランスロットに一発ヒット!

11発!!」

「バッソで受ける」ーー02……「クリティカルで受けた」

「心が折れそう……」

ーー01……クリティカルヒット!!!

ーー08……HIT!!

「5発が装甲無視、11発が1回づつだよ」

「GMの出目がイジメを!

これが、イジメですか!?」

「純然たる運だよ……とりあえず、2匹目の奴は受けとけよ」

「しょうが無いわね……剣で受けるわ」ーー95……「無料……11点のダメージね」

「敵の行動が以上なら、俺がターンアンデット!」

「MP足りる?」

「あと2回使える。全部巻き込めるよな?」ーー57……「神の元へ逝け」

(コロコロ✕5)「無理Death」

「魔法が飛んで来ないなら、回避に専念しておこうかしら?」

「暇でーす!」(スケルトンには精神攻撃無効)


もはや、趨勢は決まった(笑)

ダークネスに突っ込んで来る、もしくは消して来ると思ったのですが……

そうしないで、相手が向かってくるのを待つ戦術。

こうなると、乱戦の中にマインドブラストを打ち込むという戦術も、カーディス信者の必殺の「デス」を使うプランもお流れです。

ただ、もう少し魔術師が積極的に動くこともできたのですが、ダークネスとマインドブラストの消費MPが10!?

暗黒魔術師(モンスター表記)のMPが50しかない為……足止めがいない限り勝ち目はありません……

と、言うわけで逃げさせてもらいました(笑)


「……結局、肉弾戦になったね」

「虎の子のターンアンデットを抜けるスケルトンが居るとは思わなかった」(残りMP3)

「そう思うのなら、もっと神官らしくしたら?」

「断固断る」

「でも、もう回復魔法も無闇に打てませんよ?」

「あーそうか、ヒーリング(精霊語魔法)があるから、出し惜しみしなかったのか?」

「それもある」

「へ?

あ!?私、回復魔法を持ってました!

けど、これ消費MP20ですよ?」

「無いよりはマシだよ……つーか、魔術師に逃げられたのが、地味に痛いな……」

「道なりに行けば追いつくのか?」

「一応、100マスダンジョンは一本道だけど、実際のダンジョンを双六表現してるだけだから、分岐とか抜け道とかはあるよ?」

「それが、この部屋にあるかどうかは、わからないのか……

一旦、この部屋を探索してみるか?」

「そうだな……魔晶石が落ちてるかもしれないしな」

「GMのトンチキなマジックアイテムが落ちてるだけかも……」

「そんなダンジョンだったら、端から油巻いて燃やしてやるよ!」

「(テレポーター出したら、壊されそうだな)」

ーー続くよ(笑)



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