TRPGはじめて物語

TRPGのプレイレポートやゲーム、アニメなど気になったことや感想などを独断と偏見でのたれ書いたもの

偽典・ロードス島戦記

2019年10月12日 20時19分35秒 | 妄想TRPGリプレイ

第5ターン

「じゃあ、まあ……ここを探索で良いのかな?」

「探索の際には、自ら難易度を上げることによって、最大2マス先まで捜索できるよ」

「確か、成功すればマスの罠と宝物が貰えるのよね?」

「その通りでございます」

「ペナルティを課す意味が無いように思えるけどな?

ただ、成功すれば魔晶石が貰えるのは嬉しいかな?」

「魔晶石ってなんですか?」

「精神力の代わりに消費できるマジックアイテムだよ。

現状、高レアのアイテムが、出るのはデメリットでしか無いから……

みんな普通に振ろうか?」

「それが良いわね……じゃあ、GM!

普通に振るわね?」

「ま、そうなりますわな」


と、言うわけで各々普通に捜索を開始した。


「あら?一人づつやるの?」

「尺調整です」

「嘘付け!」

「まあ、いいわ……知覚技能だったかしら?」(知覚技能30)

ーー54……

「失敗ね……集中力を使おうかしら?」

「あと、2回くらい使えるなら使っとけ」

「なら、使います!」(集中力40)

ーー50……

「結局、失敗したわ」

「残念でしたね」


「次は俺か……」(知覚技能29)

ーー05……

「あら?」

「おおう!成功したぜ!?」

「おめでとうございます。

では『何がでるかな?何が出るかな〜♪』」

「できれば、大きい方の魔晶石を!!」

ーー⚀⚅……

「おめでとうございます。

魔晶石1D10ですね?

では、点数を決めてください」

「お、おう!

ここが気合の入れどころだぞ!!」

ーー⑨……

「ち!」

「GMが舌打ちしたわ」

「よしよし、良いものを拾ったぜ!!」


「次は俺かな?」(知覚技能27)

ーー75……

「あらら」

「そうそう、1/4の確率が出ないわな……

集中力を使うぞ」(集中力38)

ーー23……

「あ!成功ですね」

「みたいですねー(まあ、このくらいはねー)」

「よし、お宝決定!!」

ーー⚂⚅……

「あちゃー」

「スキル石ですね。

特技点1です」

「俺はいらないから、そっちで使ってくれ」

「大事に使いますね」


「ふっふっふ!真打ち行きまーす!!」(知覚技能50)

ーー88……

「あ、あれぇ!?

しゅ、しゅーちゅーりょく!!」(集中力39)

ーー18……

「はぁ!びっくりした」

「50%も外れるときは、外れるからなぁ……」

「カツとか、ジュドーとか?」

「あれは、どうかと思うけど」

「結果が良ければいいんです!!」

ーー⚄⚃……

「あーうー」

「スキル石1個だね。

大切に使ってくれ」

「現状、嬉しくないなぁ……

隠し扉くらい見つからなかったのか?」

「一応、今回のダンジョンにはショートカットは作っていません」

「言い切ったな……

なら、足跡やローブの擦れた跡とかないのか?」

「石の床でそんな痕跡は見つからないよ」

「尾行が使えない」

「それ、もともと野外だからね?」

「でも、平値(技能の修正等なしの判定値)での判定は、ありだろ?」

「それこそ、−40%の修正でお願いします。

まあ、このターンの行動は終わっているので、次のターンでお願いしますね」

「次のターンなら、そのまま突き進むわ!!」

ーー続く。


GM「あーあ、結局マジックアイテム出なかったなぁ」

白魔「あんたのオリジナルは使わないって言ったろ?」

GM「ええー!?

気合入れて、考えたのに!?」

≪七鍵の守護者≫
知名度=なし
魔力付与者=不明
形状=鍵穴の付いた7枚のラージシールド
基本取引価格=非売品
魔力=解錠(アンロック)することで形状の変わる盾。
解説=鍵穴の付いた奇妙な盾で、鍵を解除することによって形状が変わる。剣、盾、槍、戦槌、斧、弩、戦輪の7つの形状であり。剣には1度斬りつけると7回斬りつけたのと同じダメージが入り、盾なら防御力が7倍になるという特性を持つ。

GM「ね?すごいっしょ?」

白魔「すごいが、なんつーか、規格外過ぎないか?鍵が特別製とか?

GM「いや、魔法のアンロックで解除可能」

白魔「なに?……デメリットがそれだけ?……なら、けっこうーーん?これ誤植か?『7枚のラージシールド』って書いてあるけど?」

GM「そのまんま『7枚のラージシールド』だね」

白魔「……一つ聴いていいか?どうやって7枚の盾を装備しろと?」

GM「『ヘカトンケイル』なら、楽勝っしょ?」

白魔「人間用じゃないのかよ!?」

GM「だって、ソードワールドで古代遺跡の番人に『ヘカトンケイル』がいたからさ……そいつ専用の武器があっても良いかなぁっと思ってさ」

白魔「せめて、人間用のアイテムにしてくれよ!」

GM「そんなん出したら、人間に使われちゃうでしょ?」

白魔「それが、道具のアイデンティティだろーが!」



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