第5ターン
「探索の際には、自ら難易度を上げることによって、最大2マス先まで捜索できるよ」
ただ、成功すれば魔晶石が貰えるのは嬉しいかな?」
現状、高レアのアイテムが、出るのはデメリットでしか無いから……
みんな普通に振ろうか?」
普通に振るわね?」
と、言うわけで各々普通に捜索を開始した。
ーー54……
ーー50……
ーー05……
では『何がでるかな?何が出るかな〜♪』」
ーー⚀⚅……
魔晶石1D10ですね?
では、点数を決めてください」
ここが気合の入れどころだぞ!!」
ーー⑨……
ーー75……
集中力を使うぞ」(集中力38)
ーー23……
ーー⚂⚅……
特技点1です」
ーー88……
しゅ、しゅーちゅーりょく!!」(集中力39)
ーー18……
ーー⚄⚃……
大切に使ってくれ」
隠し扉くらい見つからなかったのか?」
「一応、今回のダンジョンにはショートカットは作っていません」
なら、足跡やローブの擦れた跡とかないのか?」
「でも、平値(技能の修正等なしの判定値)での判定は、ありだろ?」
まあ、このターンの行動は終わっているので、次のターンでお願いしますね」
GM「あーあ、結局マジックアイテム出なかったなぁ」
白魔「あんたのオリジナルは使わないって言ったろ?」
GM「ええー!?
気合入れて、考えたのに!?」
≪七鍵の守護者≫
知名度=なし
魔力付与者=不明
形状=鍵穴の付いた7枚のラージシールド
基本取引価格=非売品
魔力=解錠(アンロック)することで形状の変わる盾。
解説=鍵穴の付いた奇妙な盾で、鍵を解除することによって形状が変わる。剣、盾、槍、戦槌、斧、弩、戦輪の7つの形状であり。剣には1度斬りつけると7回斬りつけたのと同じダメージが入り、盾なら防御力が7倍になるという特性を持つ。
GM「ね?すごいっしょ?」
白魔「すごいが、なんつーか、規格外過ぎないか?鍵が特別製とか?」
GM「いや、魔法のアンロックで解除可能」
白魔「なに?……デメリットがそれだけ?……なら、けっこうーーん?これ誤植か?『7枚のラージシールド』って書いてあるけど?」
GM「そのまんま『7枚のラージシールド』だね」
白魔「……一つ聴いていいか?どうやって7枚の盾を装備しろと?」
GM「『ヘカトンケイル』なら、楽勝っしょ?」
白魔「人間用じゃないのかよ!?」
GM「だって、ソードワールドで古代遺跡の番人に『ヘカトンケイル』がいたからさ……そいつ専用の武器があっても良いかなぁっと思ってさ」
白魔「せめて、人間用のアイテムにしてくれよ!」
GM「そんなん出したら、人間に使われちゃうでしょ?」
白魔「それが、道具のアイデンティティだろーが!」
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