TRPGはじめて物語

TRPGのプレイレポートやゲーム、アニメなど気になったことや感想などを独断と偏見でのたれ書いたもの

偽典・ロードス島戦記

2019年03月16日 10時28分39秒 | 妄想TRPGリプレイ

「じゃあ、改めて作戦を決める前に……

まだ、到着してないわけだけど……

誰と誰と誰が忍び足で近づくの?」

「ボクだけ近づくよ……

ああ!?

忍び歩きの特技が無い!」

「戦闘特技しか持ってないわね?」

「しちーがーるだから」

「の割には、市街行動の特技も無いんだな」

「ええい!

ボクは、脳筋ビルドなんだよ……

てい!」

ーー⑳⑧……

「あれ?成功しちゃった」

「失敗する前提だったの?」

「36%は、アムロはかわせるけど、カツはぶち当たるんだよ」

「お前は、カツ・コバヤシだったのか?」

「いや、ジュドー・アーシタ」

「なんの話よ」

「状況を報告なさい」

「うい、洞窟の入り口が見える。

だいたい、30メートルくらい離れたところまでは、近づけたよ。

そこからは開けてるし、見張りが1人いるね」

「お?

てっきり二人くらいと思っていたけど……

案外少ないな……」

「お爺さんの話だと、4〜5匹くらいは最低いそうだけど……

知恵の回りそうなのもいそうなのよね?」

「そうね。

油断できないわね……」

「なに、この戦闘脳共……」

「……こいつ等、暗視能力があるから夜襲はこっちが不利だ……

……不意打ちかけられないかな?」

「手出しするなって言われてるわよ?」

「君らはね?

ボクはされてない……

よし……不意打ちを仕掛けてみよう!

アーバレストを取り出してっとーー」

「その前に潜伏判定してね?」

「あれ?気付かれずに近寄っただろ?」

「不意打ちをする際には、攻撃する側が全員潜伏を成功していることが前提なんだ。

ちなみに不意打っても、攻撃修正は無いからね?」

「うーん……迷うとこだがーー」

ーー㊵⑧……

「うん、失敗!」

「間髪入れずにやるなよ!?」

「気付かれた?」

「まだだ!まだ終わらんよ」

ーー㊵⑨……

「集中力も失敗ね……」

「……(一応、忍び足に成功しているからボーナスやろうかと思ったけど、勝手に振っちゃったなぁ……)

ガサゴソやってたら、ゴブリンの方から近付いて来てるよ?」

「ちっ!

アーバレストを撃ちます!」

「最悪な展開じゃないか!?」

「私達はどの辺にいるのかしら?」

「D100振って」

ーー㊿②「52ね」

「じゃあ、52メートルね」

「遠い!

エネルギーボルトがとど……くわね」

「射程100メートルって……」

「私達はどうしようかしら?」

「クロスボウ撃ってやれよ……

当ててしまってっも構わんだろう……」

「は!?

図られた!?」

「図ってねーよ!

お前が勝手にハマっただけだ」

「一応、イニシアティブを振ろうか?

リーダーはオデットでいい?」

「私は構わないわよ?」

「異論はない」

「艦隊旗艦を引き受けたわ……

イニシアティブってどうやって決めるの?」

「1D10で決めるんだよ」

「gut!」

ーー⑦……

「よし、取ったな」

「敵は振らないの?」

「モンスターは固定値だからね」

「……不意打ちではないけど、遭遇戦に近いから、1ターン以内に片ついたら、ボーナスで洞窟内のゴブリンには気づかれなかったことでいいよ。

(ええっと、ゴブリンのLPはっと……D10+10かーー⑥……16か……平均より上か)」

「クロスボウの射程は100mね」

ーー90⑤……

「あら?外れたわ」

「頼むわよ……

〈エネルギーボルト〉!

……魔法ってどう使うの?

教養技能?」

「いや、D100振って、自動失敗じゃなければ発動するよ」

「へえ……」

ーー㉚③……

「成功ね。

ダメージはD10+術師のレベルだからーー②……

う……3点」

「レジストはーー㊵⑥……失敗したから、そのまま食らうね(残り13点……さて、増援を準備するか)」

「アーバレストどーん!」

ーー㊿⑨……

「げぇ!?」

「じゃあ、こっちだ……声を上げつつーー」

「まった、ターンエンド前に俺が全力移動でゴブリンに接敵するよ?」

「およ?届く?」

「移動力は、10+敏捷度+移動力レベル✕2メートルで、10+14=24m。

全力移動は、移動力の4倍だから、96m移動できる」

「届くね……じゃあ、お前殴るけど……回避とか受けとかできないぞ?」

「特にルールブックには、何も書かれていないけど?」

「へ?

あ、本当だ……うーん。エキスパートルールには書いてありそうだけど……ルールブックに従うか……

こっちの手番だけど、やっぱりお前殴る」

「GM、知能がゴブリンに引っ張られてるわ」

「ゴブゴブ!ーー㊿③……無理です」

「GM。質問」

「何?」

「洞窟の入り口の広さは?」

「特に決めてなかったな……1D6mにしようか」

「OKーー⚅……ちぃ6mもありやがる」

「どうしたの?」

「狭かったら、入り口を塞いでやろうかと思ってね」

「ん?

大丈夫よ?」

「は?」

「敵が出てきたら、あなた中心にスリクラ(スリープクラウド)かけるから」

「へ?」

「そうか……

クロスボウ、撃ってしまっても構わないでしょう?」

「アーバレストを巻き込むか〜」

「あなたの犠牲は忘れないわ」

「ヲイ!お前らぁ!!」

「……ロードスってこんなに殺伐としてたっけ?」

「……急造パーティだからかな?

でも、エルリックはタンクビルドだから、なんとかなるんじゃないかな?」

「お前ら、人間かぁ!」

「エルフです」「半分?」「グラランです」

「人間、お前だけだったな……」

「ソウダッたぁ!?」

ーー続く(笑)



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