譲れるものと譲れないもの

今日は社会人となって早２ヶ月の経とうとしているトモウチ氏に今回のフットサル大会についての抱負をうかがった。


ー久しぶりだね

あぁ久しぶり！



ー今回は久しぶりの実戦だけど調子はどうなのかな？

僕自身の調子は良くもなく悪くもなくという感じかな。
チームとしての調子を率直に言うと。今回の戦いは厳しいものになるだろう。理由はいくつかあるんだけど、まず第一にノガワの離脱。これが大きいかな。
単純に人数が減ってしまったという事、それと彼のスピリットがチームに活力を与える事がよくあったんだ。今回それなしで戦うというのは非常に不安だよ。
第二に社会人になった事。学生時代は週３で蹴ってたんだぜ？それが今では週１で蹴るのが精一杯になっている。この事が好影響を及ぼすと思うかい？僕は思わないね。
実は僕がタバコを本格的にやめたのもこの事と関連しているんだ。少しでも体力の低下を防ぎたいからね。
それと普段仕事している時もフットサルを意識して体を動かすようにしている。今は工事現場で実習しているんだけど、もしここがフィールドだったら…と風にイメージすればカッタルイ仕事も我慢できるしフットサルに対する勘も少しは落ちないだろうっていうワケさ。


ーなるほど。それでも君の事だから諦めちゃいないんだろう？

当然さ！目指すはいつだって頂点だからね。周りのメンバーの調子も正直に言って良いとは言えないだろう。でもそう言う時だからこそ自分がプレーで頑張って、皆を引っ張って行きたいよね。
派手なプレーができなくてもいい。自分が得点できなくてもいい。ただリンパ腺が勝つこと…このひとつに僕は集中したいと思う。


ー今回は女の子が二人も観に来るけどその辺りはどうかな？しかもとびきりの美人らしいじゃないか！


笑。そうそう(笑)リンパ初の女性観戦者二人！リンパメンバーの中にはまだ知らない人もいるんじゃないかな？(笑)
真面目なコメントをすると彼女らのためにも恥ずかしい試合はできないよね。でも僕はいつも通りのプレーをするよ。なぜなら僕はいつも１００％のプレーを心がけているからね。


ー健闘を祈っているよ！さぁ質問を変えようか。社会人になってもフットサルを続ける事はできそう？


今の所はなんとかやっていってると思う。どうしても休日になってしまうのが悩みの種かな。


ーやっぱり大変？

そうなんだよ！大変なんだよ！週２日ある休日はずっとボール蹴ってたいから買い物いったり友人と遊んだりする時間を作れないんだよ(笑)




ひさしぶりのインタビューで見せたトモウチ氏の表情を真剣そのものであり以前より幾分ハングリーな印象を受けた。
「社会人になってフットサルの大事さに気づきましたよ。周りがなんと言おうと僕は蹴りますよ」立ち去る時に述べたトモウチ氏の言葉に私は頼もしさすら感じた。