初見参、新国立劇場。
この重厚な建物の中で何が行われているのか、(知ってて行ったんですが(笑)想像を掻き立てる立派な建造物です。
中で上演されていたのは、小劇場にて『寿歌ほぎうた』
作 北村想
演出 千葉哲也
堤真一、戸田恵梨香、橋本じゅんさんの3人芝居。
核戦争で廃墟と化した関西の地方都市が舞台。家財道具はリヤカーに積まれたもののみ。旅芸人の男ゲサクと女キョウコ。
そこに現れた謎?の男ヤスオが絡んで。つまり核戦争後、生き残ったんですね。この3人は。
重いテーマながら不思議な展開で、コミカルな台詞の応酬と宗教も絡ませて深い世界に引きずり込まれたり、
でもふと“そんなに深刻にならんでいいがな”と浅瀬に引き戻されたり。
いつもながら演技の引き出し多い堤さんとじゅんさん。飽きさせませんね。
このベテランにがっつり絡んだ恵梨香ちゃんの歌う『寿歌』が切なく心に響きます。
ヤスオは聖地エレサレムへ、ゲサクとキョウコはモヘンジョダロへ(死の丘)
降りしきる雪、う~ん結局は・・結末が哀しいな・・
昨日千秋楽、誘ってくれたSちゃんに感謝です。
ランチはここ行きました。
鼎泰豐 ディンタイフォン
えび麺いくのが常道ですが、蟹チャーハン。
小籠包美味しかったです。