
プロのオーケストラによる演奏ということもあり、普段耳にしていた曲も雰囲気が変わって、なかなか良いものでございました。
今回のコンサートは、マイクロソフトから12月6日に発売される『ロストオデッセイ』(LO)のプロモーションの一環として行われたもののようです。
コンサート自体は19時開演だったのですが、18時から LO の完成披露イベントがありましたからね。
このイベント、何の不都合が生じたか知りませんが、20分押しで始まりました。
「しばらくお待ちください」としかアナウンスされなかったので、ちょいとイラッとしましたよ。
イベントの内容は、プロデューサーの坂口博信さん、音楽担当の植松伸夫さん、シナリオ担当の重松清さんの、三者を交えたトーク。
キャラクターデザインを担当した井上雄彦さんも、ビデオコメントで参加していました。
その後に、主要キャラクターの声を担当した豊川悦司さん、豊原功補さん、上原多香子さんも登場して、“微妙に乗り切っていない”雰囲気でトークが続きました。
ちょっと面白かったのは、各メディアのカメラマンを対象にした“撮影会”。
客席にいる観客が、完全に無視されるひとときなんですが、なんというか「見ちゃいけないものを見ている」感じがしましたね。
そうかそうか。
このイベントは、客席だけでなく、カメラの向こうにいるお客さんにも届けるものなのか。
てな感じで、たぶん『ファイナルファンタジー』ですら遊んだことがないであろう女性司会者の進行で、コンサートもスタート。
植松さん、トークが軽快すぎ。
できれば、伊集院光クラスの“判ってる人”といろいろ話してほしいなぁ。
コンサート前半は『ブルードラゴン』の楽曲。
後半は LO でした。
植松さん、ごめんなさい。
『ブルードラゴン』持ってますけど、覚えてない曲がいくつかありました (^-^;)
LO の曲を聴くのは、もちろん今回が初めて。
「千年生きてきた(死ねない)男」の物語ということもあって、全体的に悲しげなムード…かと思いきや、最後のボーカル曲×2は案外オーソドックスなメロディでした。
ちなみに、ゲーム中のバージョン(英語ボーカル)ではない、オリジナルの日本語バージョン(作詞は坂口さん!)という“本日限り”の仕様なんだとか。
「こっそり録音してる人は、YouTube にアップしてください!」(植松さん談)
司会者の顔が若干引きつって見えました。
で、ですね。
改めて思うんですが。
ゲームの CV(キャラクターボイス)に、“安易に”有名人を採用する風潮って、いいかげん改めてもらえませんかね。
このケースで成功した例って、ほとんど聞いたことないんですよ。
CM で採用するんならともかく、CV に“顔が知れた”有名人を採用するっていうのは、決していいことばかりじゃないと思うんですよね。
しかも、声優としての力量があるわけでもないとなると、作り手自らゲームの価値を低めてることになりかねません。
PV を見る限り、“トヨエツ”は僕の中で×です。
豊川さんという役者への評価云々ではなく、起用した側のセンスがない、ってことですよ。
LO 自体は面白そうなゲームですが、やっぱり CV はプロの声優に担当してほしかったなぁ。
あと、ゲームイベントの司会は、もう少しゲームに対する知識のある人を採用してください。
「ゲームの高尚な部分」みたいなことを、やたらと強調する人だったんですよ。
それって、ゲームを低く見てるってことの裏返しだと思うんだよなぁ。
それは別にいいんですよ。
考え方は人それぞれなんで。
でも、わざわざそういう人を司会者に採用する必要はないわけです。
結局、主催者のセンスがおかしいってことです。
僕は Xbox360 のユーザーですから、基本的には「マイクロソフトがんばれ!」と思っているんです。
だからこそ、そういう“自滅型”の態度が気になるんですよ。
もっとがんばれ、マイクロソフト!
最新の画像もっと見る
最近の「雑記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事