あ可よろし

「あきらかによきこと」は自分で見つける・おもしろがる
好奇心全開日記(不定期)

新しい歌舞伎座

2013-06-27 | 散歩
久々に銀座方面に行ったので、ちょっと散歩をしてみました。少々雨に降られてしまいましたが、それでも銀座はウキウキした気分にさせてくれる街です。
どうせここまで来たのだからと、足を延ばしたのは東銀座の歌舞伎座。新しくなってからまだ行っていなかったので、お芝居は観なかったけど、歌舞伎座の見学にと…。

新しい歌舞伎座は、タワービルを背負っていますが、歌舞伎座自体はほぼ昔の姿のまま。変わらずにいてくれる感じが安心できました。
でも、中はかなり変わっていいました。
東銀座駅直通になったので、アクセスはかなり便利になりました。駅改札を出てのビルの地下2階にあるのが木挽町広場。お芝居を見に行かなくてもこちらで歌舞伎座土産が買える、というフロアです。平日の昼間だとういうのに、かなり賑わっておりました。



確かに前の歌舞伎座の雰囲気は確かにあるんだけど、イメージとしてですけど、庶民には敷居がちょっと高くなったかもね。
例えばテナントで入っている飲食店もショップも、気取っちゃってる感じがあって、価格もちょっとお高め。オホホなマダムがターゲットなんだろうな~。歌舞伎って、そもそも庶民の娯楽だったはずなんだけどなぁ~。
って、ここで思い出したんだけど、前の歌舞伎座に「暫」っていうカレーとコーヒーのお店があったんですよ。店内の雰囲気も普通なら、カレーも本当に普通のカレーで「THEお家カレー」でした。でもそれが安心できて、しかもかなり安かった。10個スタンプをためると「1杯タダ」ってシステムがあったはず。
そういう暫みたいな庶民感覚満載なお店が入っていないのが、とっても残念でした。

さて、地下2階からエレベータで5階へ。歌舞伎座ギャラリーなどがあるフロアですが、ここには可愛らしいサイズの屋上庭園があり、お天気の良い日だったら、相当気持ちよいスペースになるはずです。都会のど真ん中。銀座ですからね。ビルに囲まれた中に自然の風景を取り入れた一角があって、ましてそれが歌舞伎座という建物の中にあるとは!
そして私が庭園よりも「いい景色だな~」と思ったのが、庭園の横にある「五右衛門階段」。色バランスとか、直線の美しさとか……。きっちりとした、礼儀正しさと言いましょうか、襟を正す感じと言いましょうか、そんな雰囲気がある場所でした。



次に来るときはお天気のよい日に。できればお芝居も観たい! 勘三郎さんのお芝居は、もう一度、できればここで観たかった!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 絶品あんこ | トップ | 夏越の祓 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

散歩」カテゴリの最新記事