
伊集院静さんの『ぼくのボールが君に届けば』を読みました。
年始から200人に近い数の日本の作家のプロフィールを調べる、ってことをしていました。基本、作品が教科書で取り上げられている作家さんなんだけど、いろいろ調べていると「ふ~ん、そうなんだぁ~」という方も多くいました。
伊集院さんもそのうちのひとりで、作品は随分と前に何かを読んだという記憶はあるのですが、それが何だったのか記憶喪失……。たぶん野球がらみだったと思うのだけど、自信なし。
こんなことから、伊集院さんの小説をちゃんと読んで記録しておかないと申し訳ないような気がして、選んだのがこの短編集でした。
伊集院さんのオフィシャルHPにある解説↓
「青空にボールが舞い上がった時、皆がひとつのものを見上げてるってことが俺は好きなんだ」秋田、長岡、大阪、神戸、松山、天草……、野球というゲームにこめられた思いを、やわらかなボールで相手の胸元に届けるように丁寧に描き、出逢いと別れ、生と死の在りようを見つめ直した新境地とも言うべき作品集。
9つの短編がおさめられていますが、そのどれもが穏やかで素敵な物語です。全部が全部「いいね」となるものもそうはないです。だからこの短編集は凄い!
さらに、私も野球好きだから、各作品中で描かれている野球にまつわるエピソードは、どれも深くうなずけました。中でも、キャッチボールがこんなにも素敵なものに描いてくれたなんて、映画の『フィールド・オブ・ドリームス』以来の感動でした。
伊集院さんの野球をテーマにした作品は他にもあって、『受け月』(直木賞受賞作)『駅までの道をおしえて』『坂の上のμ』『ヒデキ君に教わったこと 野球で学んだこと』も「読みたいリスト」に入りました。その前に読みたい作品があるので、そちらから行く予定です。
年始から200人に近い数の日本の作家のプロフィールを調べる、ってことをしていました。基本、作品が教科書で取り上げられている作家さんなんだけど、いろいろ調べていると「ふ~ん、そうなんだぁ~」という方も多くいました。
伊集院さんもそのうちのひとりで、作品は随分と前に何かを読んだという記憶はあるのですが、それが何だったのか記憶喪失……。たぶん野球がらみだったと思うのだけど、自信なし。
こんなことから、伊集院さんの小説をちゃんと読んで記録しておかないと申し訳ないような気がして、選んだのがこの短編集でした。
伊集院さんのオフィシャルHPにある解説↓
「青空にボールが舞い上がった時、皆がひとつのものを見上げてるってことが俺は好きなんだ」秋田、長岡、大阪、神戸、松山、天草……、野球というゲームにこめられた思いを、やわらかなボールで相手の胸元に届けるように丁寧に描き、出逢いと別れ、生と死の在りようを見つめ直した新境地とも言うべき作品集。
9つの短編がおさめられていますが、そのどれもが穏やかで素敵な物語です。全部が全部「いいね」となるものもそうはないです。だからこの短編集は凄い!
さらに、私も野球好きだから、各作品中で描かれている野球にまつわるエピソードは、どれも深くうなずけました。中でも、キャッチボールがこんなにも素敵なものに描いてくれたなんて、映画の『フィールド・オブ・ドリームス』以来の感動でした。
伊集院さんの野球をテーマにした作品は他にもあって、『受け月』(直木賞受賞作)『駅までの道をおしえて』『坂の上のμ』『ヒデキ君に教わったこと 野球で学んだこと』も「読みたいリスト」に入りました。その前に読みたい作品があるので、そちらから行く予定です。