井草八幡宮参道

8月も後半に突入し、昨日は「処暑」でしたけれど、まだまだ暑い日が続いています。暑さ、和らぎません。和らぐ気配もありません。
朝から陽射しが痛いくらいですから、一度仕事先に出かけると、そのまま日が暮れるまでは建物から一歩も外に出ません。出られませんのよ。痛くて眩しくて暑くて…。
仕事で出かけない日は、できるだけ外出しないようにしていますが、そんなことを言っていられないわけです。そういうときは、外出しなければならない用事はまとめて片づけてしまいます。そして汗だくになって帰宅したら、さっとシャワーを浴びて、冷たい麦茶をゴクゴク。これです！

このパターンで覚悟を決めて出かけた凄く暑かった日。井草八幡さんの先まで行くことがあり、暑さを少しでもしのごうと、背の高い木で覆われた参道を歩くルートを選びました。木陰はさぞ涼しかろうと期待して…。
井草八幡宮は、青梅街道に面してあるところとは思えないほど、静かな境内です。アスファルトやコンクリートからも離れますので、体感気温も違います。そして参道は、森のような木々で覆われますから、さらに空気がひんやりとしているように感じます。オアシスです。
………と思ったら、今の時期は蝉です。大量の蝉が、一斉に大音量で鳴くので「ここは一体何デシベルあるのよ～！」となりました。「蝉時雨」とは言いますが、これではまるで「蝉豪雨」。
まあ、蝉の事情も分かりますしね。鳴いて良いんです。別に私も文句を言うわけじゃないし。ただ大音量に驚いただけだし。

ホントに驚いちゃっただけなの。だからちょっと落ち着こうよ、暑さも、蝉も、人も。