母の日にプレゼントしてもらったピンク色の大きな
紫陽花「きれいだな～」と眺めては、毎日コップ一杯の
お水を上げ続けている私、
時々、お水をあげるのを忘れるとしな～としてしまうが
「はい、ごめんね、コップ一杯の水だよ」とあげると
１時間もするとシャッキっと元気になる紫陽花、
「なんか、これまでの紫陽花と全然違うんだけど、
いくら鉢だって、こんなにいつまでも元気なんて
不思議だよ、新品種だね！すごい高価だったでしょ？」と
筋トレの娘に聞いてみた私、
「うん、まあね」と娘、
「しかも、見て、ピンクだったのに今はグリーンに変わったよ
不思議すぎる紫陽花だよ、次は何色になるんだろうね」と私、
次は何色になるか楽しみにしながらウキウキと毎日
コップ一杯の水をあげている・・
さて、今日は午後から訪問入浴のお仕事だった私、
一人の鬱を患う寝たきりの利用者さん宅を、
「こんにちは、お願いします」と訪問した私とヘルパーさん、
すると、「あら、またあなたなの、私あなた大嫌い、性が合わない
んだよね、あなたは来させないでって会社に電話したんだけど、
ほんとにあなたは二度と来ないでちょうだい」と利用者さん
憎しみを込めた目でしばらくの間私の目を見つめた、
病気なので仕方ないと考えた私は「はいすみません」と答えた、
「先にバイタルを測りますね」と私、
色々ケアし終了した、
「それでは、失礼します、ありがとうございました」と私、
「あなた二度とこないでちょうだい、お願いだから」と利用者さん、
「はい」と私、
「いやーめちゃくちゃ嫌われてまいったよ」と私、
「まあ、あの人は病気だからね」とオペレーターさん、
「だけど、あんなにあなたのこと大嫌いって言われるとさー、
オレだってあんたのこと嫌いだよ！って言いたくなる」と私、
「ほんと、私もそういいたくなる」とヘルパーさん、
「ま、しょうがないな、オレは嫌われた、ワハハハハ」と
男になった今日の私だった・・
会社に帰って社長に報告した、
「いあやトマトさん、みんなそういうところを通るんだよ、
オレも、みんなも、利用者さんから言われる、だけど、
利用者さんの言う事をすべて聞いていたらシフトが回らない、
トマトさんはメンタル強いから大丈夫だ、次に行くときは
サングラスをかけて行っていいから」と社長、
「わかりました」と私、
「オレは嫌われた、だが、それも感謝だ、ワハハ」と車の中で
独り言を言いながら男になって帰った今日・・
家に帰ると「お母さん、お帰り」とチビ太が歓迎してくれた、
「チョっちゃん、ただいま、ご飯あげるよ」と私、
かわいいチビ太の顔を見た時嫌なことは忘れた・・
平和で温かい家庭が与えられていることがどんなに幸せで感謝なのか
何よりも、こんな私をも神が愛してくださっていることを思い起こし
「ありがとうございます」と感謝した。
嫌なことは、当たり前で普通の幸せをうんと感謝する
ためにあるのだろうか・・
それではまた、
イエス様の祝福があなたの上にありますように。
私の目には、あなたは高価で尊い、
私はあなたを愛している。聖書。
トマト
２０２１、６，１７。
