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広中和歌子元環境庁長官の挨拶(要旨)

2006-07-26 | 当日の模様
   広中和歌子元環境庁長官の挨拶(要旨)
 「私は、まず昨年フランス議員連盟副会長としてシラク大統領に出会い、新しい(革新的)資金メカニズムの話を聞いたことが、このアイディアとの初めての出会いであり、その時に関心を持ちました。そしてその後、フランス大使館から、シラク大統領のG8サミットでのスピーチ原稿(革新的資金について述べている)をもらい、ますますこのテーマに興味を持ちました。さらに、オルタモンドさんとのコンタクトを経て、飢餓撲滅議員連盟(国会議員の超党派で構成されている)主催の議員会館でのドルフィーユ氏によるミーティング(セミナー前日に行われた)を開催できて、大変よかったと思っております。
 (さらにこの時、この会合に出席していた海部元首相とも、国会の中で、議員の立場としてこの話を広めていきたいという話になった、と広中議員はおっしゃっていました。)

 さて、最近では、経済のグローバリゼーションで、多くの人が富を得る一方、もう一方で貧しい人が存在し、環境・感染症などの問題が深刻化しております。現在の日本では、そういった問題への対応をODAによる協力だけで進めていくのは、国民との合意の問題を考えても難しいことであります。(拠出額がGDP比では下がっていることにも触れられました。)そういう側面を考えたうえでも、この新しい開発資金メカニズムは重要であるのではないかと思います。

 かつて、私を含む複数の議員が呼びかけていた郵便貯金のボランティア貯金(利子の数%が途上国の貧しい人に寄付されるシステム)は、大勢の方々が賛同して下さいましたが、航空券税をはじめとする、新しい開発資金メカニズムもまた、多くの人に分かりやすく広めていくことで、多くの人の賛同を得られるのではないのではないかと思います。」

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