「傾聴」による気づきと学びのセミナー

対人援助と自己援助を考えるセミナー、から「傾聴」による気づきと学びのセミナー、と改名いたしました。

2月の3週目

2024年02月13日 19時26分29秒 | 傾聴セミナー
 皆様、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

 1月はいつの間にか終わってしまった感じがします。そして、早くも2月の3週目になりました。今週は16日に、対人援助職者向けの専門研修講座があります。3時間、演習を多く取り入れた内容をご一緒に深めてきます。多くの気づきや学びが生まれるように頑張ってきます。

 先日、試験監督をしている最中に、ふと後頭部から首のあたりを過ぎ、背中までぞくぞくするような感覚が到来しました。さらに目の前が鮮明になって開けたような感じがしました。「うわー」といった声が出そうです。このぞくぞくした感覚は、例えば、巨木に手のひらを触れた瞬間、また、美しく輝く景色を車窓から眺める際に生じることがあります。それが、どういうわけか試験中に何の前触れもなく突然起こりました。実に不思議な感じがしました。そして、その後からじわじわと出てきたのが、(あれー、ひょっとして、自分は今この時代に未来から舞い戻ってきて、ここから人生をやり直すことを求められている)といった感覚でした。この後の人生にどれほど重要な事柄が待っているのかも分かりませんし、そもそもそんなことを考えること自体ナンセンスだと言われそうです。ただ、その時思ったのが、どうなるのかは分かりませんが、目の前にある物事を誠実に終えて行くように努力しようという気持ちです。身体のちょっとした生理的現象に過ぎないかもしれませんが、私の精神がそのように動いたのでした。

 それから一週間ほどして、私が良く知っている人、その人は今20代半ばなのですが、その人があと30~40年もするときっとこのような姿かたちになっているに違いないだろうと思える人物に道ですれ違いました。周りに誰もいなかったこともあり、余計に印象に残りました。その人の十数年後の姿はこうに違いないといった確信に近い感覚でした。他人の空似、しかも十数年後の人物の姿、それを今の私に出会わせることの意味はいったい何なのだろう。その時にふとこんな感覚がよぎりました。私には記憶の片りんすらありませんが、未来から舞い戻って来た私が再度、この人生をやり直すように仕向けられているのではないだろうかと。そして、その人生を今歩み始めているのだという感覚です。これから何に重点を置いて人生を歩んでいくのか、どのような選択をしていくのか、後悔しないためにはしっかりと吟味しながら、さらに、自らの感覚にも注意を払っておきたいと。

 その後は不思議に思うようなことは起っていません。先ほどの2点が大変印象的でした。少なくとも目の前の事柄を誠実に行うこと、というのは間違っていないように思います。春はもうそこまでやってきています。今年の桜、そして大好きな新緑の季節、そして真夏、どんな愉しみが訪れてくれるのか、待ち遠しいです。

 今年も傾聴セミナー、ベーシックスコース、アドバンスコースで皆様とお会いできますことを楽しみにしております。

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