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1970年代に増田屋から発売されたオリジナル玩具「プラズマン」
タカラの「変身サイボーグ」は当時価格としても高く後に変身では無く単体で遊べる
「アンドロイドA」と変わったがいまいち振るわず、人形自体を小型化し各マシーン等の「基地遊び」に特化させた「ミクロマン」がヒット。
マスダヤもそれに続けと打ち出したオリジナル玩具が「プラズマン」です。
プラズマンもミクロマン同様に「基地遊び」を意図して出ましたが、
最大の特徴として動力源がマシン個別では無くプラズマン本体に内蔵され本体が「コア」としての意味を持つのが特徴です。
青の「プラズマン1号」、赤の「プラズマン2号」が同時に発売されましたが
色や外装の違いではなく、接続可能なパーツに違いがあり価格も1号の方が100円安く発売されました。
( 当時価格プラズマン1号は900円、プラズマン2号は1000円で結構高めですよ。 )
凄い設定だぞプラズマンっ!
パッと見の違いは肩のパーツの有無、腕を外すと「シャフト」が入っていてコレにより使用パーツが大きく変わります。
高速移動パーツ「ランニングマシーン」
ギアーマシン、肩のロックが必要なロケットプラズマン等も2号専用となります。
プラズマンの心臓部「Zマシーン」
通常のゼンマイが45秒の駆動に対しZマシーンは倍以上の110秒駆動
玩具においてこれ以上のゼンマイは無く、世界一と言っても過言ではありません。
ちょうど年代的に「ゼンマイ」と「モーター」双方の玩具が存在していた時代。
その後、多くが安定した力を発揮出来るモーターに移った為、コレ以降強力なゼンマイは生み出されませんでした。
スイッチを下に下ろすことによりZマシーンが始動。
ゼンマイなので、スピードはありませんが馬力があります。
各マシーンを動かすパワーを持ってます。
(ミサイルランチャーもう捨てちゃたのよね・・・)
第1期のラインナップはこんな感じ。
プラズマン能力チェンジパーツ「ミサイルP」
ミサイルプラズマン
レーダーとコンピューターを合わせ持った頭脳をもち
大気圏、大気園外の迎撃用ミサイルを装備。
100発100中の能力を備えている。
だそうだ。
今の時代の玩具では考えられない位の勢いで発射するミサイル
プラズマン2号は当時買ってもらった物(幼稚園~小学1年の頃)
だが後期版の「プラズマンDX2号」は大きくなってから買った物。
先にも書いたが機能の違いから後期以降は、2号のみとなり1号は生産終了に・・・
( DX2号は当時価格1600円 )
サーベイヤープラズマン
地底を深くもぐり地質を調査、地震を予知したり
大陸の移動を測定したりする能力をそなえている。
アンカーの様に見えるがドルルだ。
ダブル強化プラズマン2号
所持していないが「フライングP」
注意書きあるが・・・・怖いわっ!!
取り外し可能な頭で吊っているだけだからね。
第2期シリーズとして「プラズマンMk2」(DXのメッキ部がクリアーで後のパーツが白)
も出ましたがミクロマン程支持を受けずシリーズ終了してしまいました。
当時のミクロマンが380円だったのに対し、プラズマンは安いパーツで500円と
高額だったのが原因では無いかと・・・
90年代に他のメーカーから名前を変え発売していましたが、時代的にゼンマイ玩具は売れなかった様です。
( プラズマンの粗半額の500円 )
今更ながら1号欲しいわぁ。
ミサイルランチャーにパワークーン・・・どれも購買意欲をそそるデザインです!
サーベイヤープラズマンなんて男のロマンと言えるドリルが付いているだけでもう凄く欲しくなってきます!
TFみたいに復活して欲しい1品ですね
もう少しスタイリッシュなら今でも・・・無理かなぁ。
マスダヤはブリキ玩具が主で、現在は動くぬいぐるみ(子犬とかシンバル叩くチンパンジー等)が
大半を占めていて新規のロボット物のはやってないですから復帰は厳しいですね。